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魚末 様
今回は、神奈川県の「魚末」一ノ瀬様にお話をお伺いいたしました。 お店を代表する定番の木目の折箱弁当 ほたての炊き込み弁当「かりん」 ほたての炊き込みご飯とおかず8種類ほどが入った、こちらのお弁当は魚末様の定番商品。 予約を受けた後、お店の営業と並行しすべてのお料理は女将さんがお一人でつくられ、スタッフの方数名で盛り込んでいらっしゃいます。 えびのアーモンド揚げやサーモンのマリネ、煮物など和洋楽しめる様々なおかずが並びますが、そのすべてが手作りです。 「冷凍のものはなく作り置きができないものなので、ご注文数によっては早朝からつくり始めます。」(一ノ瀬様) 魚を中心に、肉や野菜もバランス良く盛り込まれているのが特徴です。 製薬会社のお客様を筆頭に、役場、議員の方など多岐にわたるお客様からのご注文を受けていらっしゃいます。1日に最大100個ほどのご注文を受けることもあるそうです。 <使用商品> 折:融着 木目折 267-105 付属品:小鉢50 赤金 65角     オンスカップ 白 本体1/2     鉄砲串 9cm     先細竹天削箸 匠 24cm 京風をイメージしたお弁当の盛り込み方 炊き込みご飯弁当 「京都っぽいお弁当の盛り込み方が好きで、参考にしています。汁気のあるもの以外は、小鉢やマスはできる限り使わずに、直接盛り込むのが理想ですね。おかずはどのくらい入っていたかしら(笑)」(一ノ瀬様) こちらは、何種類のおかずが入っているかすぐには把握できないほどの豪華なお弁当。 盛り込み方には魚・肉・野菜の食材のバランスや立体感が感じられます。 様々な種類のおかずが少しずつ楽しめ、量も満足感があり見ても楽しい。 「老若男女、お客様皆さんが楽しめるお弁当にしたいんです。」(一ノ瀬様) <使用商品> 折:黒青日光杉 6仕切 しゃくり蓋 付属品:小鉢65 赤金 87角     天紙 500(1P)     オンスカップ 白 本体1/2     ホイルカップ SHー4     タレビン 角小     鉄砲串 9cm     先細竹天削箸 匠 24cm 掛紙は折箱や季節でイメージチェンジ 「通常は、箸置き用のテーブルマットを掛紙として細長い折箱に使うことが多いですが、お祝い事には『青海波』の掛紙を使っています。」(一ノ瀬様) こちらの「掛紙 花梅 藤色」は女将さんの出身学校の同窓会に予約を受けたお弁当のために今回選ばれたものだそう。 校章のモチーフに合った色合いのものをお選びいただいたとお話くださいました。 6マスのお弁当は、掛紙と一緒に風呂敷で包み、より華やかな印象に。 お弁当の季節、折箱の大きさ、ご予算。様々なシーンによって掛紙をかえていらっしゃいます。 <使用商品> 折:黒青日光杉 6仕切 しゃくり蓋 掛紙:掛紙 花梅 藤色(ふじいろ) ゴム:四季彩ゴム結 二重片花 115mm 小 緑 付属品:先細竹天削箸 匠 24cm     風呂敷 ピピ ピンク 66cm  折:融着 木目折 267-105 付属品:掛紙 青海波 クリーム ゴム:四季彩ゴム結 二重片花 115mm 小 緑 付属品:先細竹天削箸 匠 24cm ひとつひとつ、丁寧に心をこめて作られたお料理の数々。 ボリューム感たっぷりの充実の内容は、「男性女性、世代も問わず、お弁当を手に取ってくださったお客様みんなに喜んで欲しいから」 女将さんからお客様への思いが詰まったお弁当作りが大変印象的でした。 魚末 様:Instagram /Facebook ご協力いただきありがとうございました。

2024.10.02
蓋の閉まらない西京漬け 神楽坂たんたか様
神楽坂を登った先にひっそりと佇む、四季折々のお料理が楽しめる日本料理『神楽坂 たんたか』様。 店主の渡辺隆裕様は、15歳という若さで「神戸 吉兆」にて修業をされ、その後も「新橋 金田中」などを経て2012年に独立をされました。 今回、そんな経歴をお持ちの渡辺様に、普段お店でご用意されているお土産や、神楽坂のマダムに大人気のお料理教室について取材をさせていただきました。 10年前、お客様からの要望で始めた料理教室 お店の定休日と、明けの月曜日以外のお昼に毎日行っている料理教室。 折峰:はじめられたきっかけは何だったのですか? 渡辺様:「お料理教室をやってほしい」とお客様に言われてね。最初は週二くらいでやってたんだけど、毎月来て下さる方が増えて、気付いたらほぼ毎日やってました。 月ごとに代わる旬の食材を使用したメニューや、渡辺様の楽しく丁寧なレッスンを毎回楽しみにされているお客さまが多く、現在150名以上もの利用者様がおり、6カ月先の予約まで埋まるほど人気な教室に。 『秋田杉折 西京』に特製の『黒毛和牛の西京漬け』を入れる 作り置きしないお土産 料理教室とは別に、お土産も人気のたんたか様。レッスンやお食事後にご購入される方が多く、こちらも月ごとにラインナップを変更して様々ご用意しておりますが、中でも人気なのは『黒毛和牛の西京漬け』。 たんたか様では、なんと注文が入ってからその場で西京漬けを作り始めます。「西京漬けのお土産」と聞くと、すでに漬け込まれて冷凍保存されていることが多いため驚きました。 カウンターに用意されていたのは赤々としていて綺麗なサシの入った黒毛和牛の「ザブトン」に、黄金色の味噌と杉の箱。 折峰:箱はずっとこちらを使用してくださっていますよね。 渡辺様:杉の箱、けっこう高いけど、これを使っちゃうと戻れないよね。皆さんこれで渡すと喜んでくれるし。女性のお客様が多いから、洗って干して小物入れにしたり自分のお弁当箱にしたり、再利用してくれたりするんだよね。やっぱり入れ物にこだわるとお客様はすごく喜んでいただける。うちでは寿司や他にもお土産を入れるのに使ってますね。 折峰:お味噌は西京味噌でしょうか? 渡辺様:これはね、こうじの入ったつぶ味噌を使用してるんです。西京味噌に比べて固いから、砂糖とみりんで柔らかくして。つぶ味噌にすると、豆感が強くなるからコクが出て焼き物によく合うんだよね。 こちらの写真は、なんとお肉を入れる前。 折峰:入れる前にそんなにたっぷり入れるんですか!? 渡辺様:味噌はいっぱい入れるね。食べ終わってもお家で他の食材を漬けて使えるからみんな喜んでくれるんだよね。 折峰:お味噌も二次利用が!そこも喜んでもらえるのは嬉しいですね。 折いっぱいに敷いた味噌はお肉を入れたら溢れてしまいそうで、それだけでも売り物になりそうなくらいの量でした。 お肉を召し上がった後に残る味噌で、お好みの食材を漬けて楽しめるという、二度、三度ものおいしい体験が喜ばれる理由の一つです。お家でお店の味が、自分の好きな食材で作れるのも嬉しいですよね。 折峰:間に敷くのはガーゼですか? 渡辺様:そうそうガーゼ。やっててこれが一番いいかな。最近色んなペーパーとかあるじゃん?でもうちはこれが使いやすいし味をしっかり通すんだよね。 お肉を乗せて、ガーゼを被せたら上からまたさらにお味噌。なんとこれでも今回は控えめだそう… シールで留めたら、蓋と説明書きを乗せ掛紙とゴムで完成。 渡辺様:だいたい蓋はね、閉まらないの(笑)でもこれがいいんだよね。 1cmほど蓋は浮いてしまって閉まらないほどたっぷりなのが、渡辺様のお客様への喜んでもらいたい気持ちが伝わってきます。また、閉まらないことが逆にお客様の満足度を上げているのだと思いました。 渡辺様:これでお渡しして、2~3日寝かせてもらったら食べごろ。味噌が焦げやすいから、美味しい焼き方や食べ方の説明書きも一緒に入れてます。 ・作り置きしない。 ・注文をいただいてすぐできる。 ・食べごろを渡すのではなく、お客様に少し寝かせていただく。 ロスなく、手軽にお客様に喜んでいただける、たんたか様の西京漬け。これは料理屋さんのお土産として最適だと思いました。 パッケージのご提案もさせていただきました 渡辺様:ずっと和紙を使っているんだけど、本当は季節に合わせて変えたりしたいんだよね。 そんな渡辺様に、今回は新作の掛紙「瓢箪 豆青」をおすすめさせていただきました。 渡辺様:お、瓢箪かっこいいね、他にも色があるなら季節で変えられるし。いつものよりは高くなっちゃうけど、こっちの方がもっと喜んでくれそう。今使っている紫のゴムにも、手提げの色合いにも合うね! 新作もちらりとご紹介… 折峰:最近、ジップの袋も出て…ちょっとしたお土産にもいいんですよ。 初夏に発売した、土佐和紙が綺麗なスタンドジッパーラミ袋をご紹介。 渡辺様:こういうのさ、シーラーが必要じゃん。 ジップの袋なので基本的にシーラーはいらないことや、必要であればシーラーをしてもいい旨をご説明させていただきました。 渡辺様:え!いらないの!?これすごくいいじゃん、もっと早く知りたかったなあ。 シーラーを使わなくていいのはありがたい。これはじゃこにもいいね。いつもは瓶に入れてたんだけど、柄もかわいいし、瓶よりもコスパもいいし場所も取らないから嬉しいなあ。 折峰の提案を心良く受け止めてくださる渡辺様に、こちらもつい様々なご紹介をしてしまいました。これからの季節に合わせた、たんたか様の新しいお食事やパッケージも楽しみです。 繊細で鮮やかなお料理はもちろんのこと、お客様のお声に寄り添い、喜んでいただきたいという渡辺様のホスピタリティ。その想いが伝わっているからこそ、お客様から長年にわたりご愛顧いただいているのだと改めて感じました。 今回ご協力いただきましたお店 神楽坂たんたか 様 東京都新宿区天神町63-13-2 神楽坂メゾン1F

2024.09.27
ズングリファーム 様
今回は、三重県のズングリファーム 杉山様にお話をお伺いいたしました。 農家さんがつくるお米と野菜にこだわったお弁当 ズングリファーム様はお米や野菜を育てる農家さんであり、お弁当やお菓子などの販売も手掛けていらっしゃいます。 「お米づくりは旦那さんが担当。農作業やお弁当・お菓子の製造は私が担当しています。」(杉山様) ご自宅横のはなれに工房をかまえ、そちらでお弁当の製造をされていらっしゃいます。 お米以外にも栽培する野菜を使ってお弁当を作っていらっしゃいます。 「昨今、猿の被害や猛暑の影響もあり、自分の畑で採れる野菜は限られていることもありますが、なるべく地域で採れた産直野菜を使うことにこだわっています」(杉山様) お赤飯お弁当 ご飯は200gとおかずはおよそ10品ほど。 手間暇かけて育てたお米や野菜でつくったおかずが色とりどりに並んでます。 フィルムケースなどを使いながらも直盛りで。 横半分にご飯ともう半分にはおかずを盛り込むスタイルです。 「おかずはその時々で変わるため、おまかせで作らせて頂いています」(杉山様) 容器選びは、「ちょうど良い深さ」と「お米のくっつきにくさ」 環境にも優しく、プラ容器ではないものを探していたところ、お弁当を作っていらっしゃる同じ農家様のご紹介を受けて、このシン・ウッド容器と折峰を知っていただいたとお話いただきました。 「何より深すぎず、浅すぎない、詰めやすい深さであったこと。ご飯がくっつきにくいところが良く、この容器を使っています」(杉山様) 店舗をもたないため、お弁当はすべて予約でのご注文か、イベント出店での販売に限られます。 「予約は地域のお客様が多いですね。近所の学校の先生からも注文をお受けすることもあります」(杉山様) 天候や害獣などの影響を受けながらも、農家さんが丹精込めて育てたお米や野菜でつくる「生産者が見えるお弁当」をご紹介いたしました。 <使用商品> 折:シン・ウッド 長方形 M 本体 FA-415B   シン・ウッド 長方形 OPS 透明蓋 FA-415F ズングリファーム 様:HP/Instagram  ご協力いただきありがとうございました。

2024.09.25
国産成分の香り豊かな「和」おしぼり
お料理屋さんにとって、おしぼりは無くてはならない必需品ですよね。 今日では様々な形やデザイン、機能性の備わった商品などバリエーションが豊かになり、お店様の雰囲気に合わせてお選びできるほど多種多様になりました。 そんな中、今回折峰からご紹介いたしますのは、機能性やデザインだけでなく使用感にまでこだわった今までとは一味違う3種のおしぼりです。 日本の香りと機能が備わった3つのラインナップ 日本を代表する3種の豊かな香りをご用意しておりますがどれも爽やかに香るためお食事の邪魔をせず、手元からほんのりと心地の良い香りが広がります。 【檜】 国産の檜(ひのき)を使用。 上品さを感じる日本の香りといえば、やはり『檜』。檜のエッセンシャルオイルに含まれる『フィトンチッド』という抗菌作用成分には「除菌・抗菌・防カビ」の効果があり、檜独自の香りにはリフレッシュ・リラクゼーションの効果もあるため使用面・機能面ともに優れた効果がございます。 今まさに日本の檜は伐採期なため、国産の檜を無駄なく利用することで森林環境を守る一役も担えます。 【柚子】 国産の柚子を使用。 果汁はお食事や雑貨など様々に活用されている柚子ですが、その「皮」に関しては大部分が廃棄をされてしまっております。 本商品は高知県をはじめとする高品質な国産柚子の皮を100%使用し、低温溶剤抽出法によって素材のフレッシュ感が十分に引き出された柚子オイルを使用しているため、爽やかで芳醇な香りが広がります。 さらに、柚子の精油には「リフレッシュ・リラックス・食欲増進」の効果が期待されているとか。 【近大柑橘】 近畿大学付属湯浅農場で栽培された柑橘類を使用。 16種の摘果果実でブレンドした精油を使用しており、やわらかな甘さの中にも程よい爽やかさを感じます。 「『近大柑橘』ってどんな香り…?」と思う方も多いかと思いますが、とても香り立ちが良く甘さも感じる上品な香りなので、ぜひ皆様に一度ご使用いただきたい商品です。 香りだけじゃない、使いたくなる機能性 生分解性素材で、人にも地球にも優しい安心の日本製 コットン100%のメッシュ素材を使用しており、天然の優しく柔らかな肌触りに加え、生分解性素材だから土中でも海中でも自然に還ることができます。 日本製でありながら原料のコットンの一部に生産工程で発生した不織布の端材を再利用しており、サスティナブルな商品です。 使用期限は弊社でも最長の1年! ほとんどのお手拭きは使用期限が2~3ヵ月間と短く、保管をするのにもコストがかかりますよね。 こちらの商品は弊社で取り扱っているお手拭きの中でも最長の1年間保管可能になるため、期限を気にせずストックができるため安心してお使いいただけます。 コンパクトなサイズだからテイクアウトにもおすすめ お手拭き本体は一般的な大きさですが、包装された製品のサイズは片手に収まるので場所をとらないのはもちろん、コンパクトなサイズでお弁当やテイクアウトの付属にもおすすめです。 お手拭き本体:160×285mm  製品サイズ :55×120mm ※比較商品:クリール平型【R】 いかがでしたでしょうか。 お店様の素敵なお食事をお召し上がりになる前に、お客様のお手元も気持ちもリフレッシュ&リラックスできたらさらに心地の良いひと時になるはず。 お客様をおもてなしするお店のこだわりの一つにご活用いただければ幸いです。

2024.09.20
掛紙とゴムで「手軽に」始めるコーディネートをご提案
「より一層お客様に喜んでいただけるよう、お弁当やお土産のパッケージコーディネートを考えたい」 ただ、「自分で柄と色の組み合わせを一から考えるのは難しく、どの商品を選んで良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。 折峰の掛紙やゴムを使い、季節やテーマにあわせて「手軽に」始められるコーディネートをご提案。 皆さまのコーディネートのヒントとなれば幸いです。 【今月のテーマ】秋の味覚が詰まった、ランチタイムに食べたくなるご褒美弁当 『秋のお弁当の定番!名店の味といえばここで決まり!』 散りばめられたイチョウの柄に揺れるゴム房が秋を感じる、この季節定番のお弁当にぴったりなコーディネート。 角が丸い北浜折の柔らかな雰囲気に、無地の掛紙を重ねゴム房で華やかさを足し高級感を演出しました。 <使用商品> 折:北浜折 2号丸 掛紙:(下)和掛紙 汎紙苑 白 150×295    (上)銀杏 薄黄蘗 ゴム :四季彩ゴム房 160mm 金 『スリムなサイズで可愛らしい、ちょうどいいお弁当』 横に細いスリムな2段のお弁当は、開けた瞬間のわくわくが楽しみ。ちょうどいいサイズなので女性向けにもおすすめの折です。 木目のあたたかな雰囲気に無邪気に飛び回るうさぎが可愛らしく、華奢なオレンジ色のゴムでさらに秋らしく仕上げました。 <使用商品> 折:多聞杉 細角2段 3ヶ仕切 掛紙:すすきとうさぎ 豆打(ずんだ)※上下各3cmずつカットして使用 ゴム :彩宝ゴム 130mm オレンジ 『食欲そそるがっつりなお弁当に、高級感をプラス』 流れるような黒の木目が上品な折に、渋い秋草模様の掛紙とゴムが合う大人なコーディネート。 でも中身になんでも詰めたくなる、お店様に嬉しい容量も機能性も備わった折箱なんです。 <使用商品> 折:ワン折重 1段[73x38黒焼杉共蓋]黒底 掛紙:秋草 蘭茶(らんちゃ) ゴム :平彩ゴム二重片花結 120mm 錆色 ようやく朝晩の気温が落ち着き、日が落ちるのも早くなってきました。 この季節の変わり目に掛紙とゴムをあわせて、秋の訪れを表現してみるのはいがでしょうか。

2024.09.18
小ぶりで深め。上品に見える木曽杉折
厳しい残暑が続いておりますが、まもなく行楽シーズン。お出かけや行事など様々なシーンにぴったりな新しい折箱ができました。今回ご紹介するのは、少し小ぶりでボリュームを控えめにしつつも、上品さを際立たせる「木曽杉折」です。 小ぶりで少し深め。落ち着きのある「木曽杉60×4折」 サイズ 内寸158×158×高さ45mm 外寸165×165×高さ50mm。 特徴 ・落ち着いた木曽杉の柄を模した美しい木目 ・160mm角と小ぶりの折 ・高さ45mmで少し深め ・別売の仕切がある ▶木曽杉 60×4折 別売の仕切や小鉢で多彩なお弁当に対応 仕切は「斜め仕切」と「十字仕切」の2種類を用意。 斜め仕切で2マスに仕上げたり、十字の仕切をご使用いただき4マスでお使いいただくと松花堂弁当や観劇のお供にもぴったりのサイズに。 以下の3通りの仕切り方ができます ・仕切を使う ・仕切+小鉢 ・小鉢を使う ▶60×4マス折用 十字 仕切 ▶60×4マス折用 219×36mm 斜め1本 仕切 ▶小鉢60シリーズ ▶トレー60 4マス 赤金 ※トレーをセットする際にややきつく、トレーの4つの角が少し上に反ってしまう仕様のため、 サンプルにてお試しくださいませ。 ※十字仕切は高さ30mmと低めで、仕切の上に小鉢の縁がちょうど乗ります。 定番の1合・1.5合サイズで老舗感を サイズ 1合: 内寸160×105×高さ45mm 外寸170×115×高さ52mm 1.5合: 内寸188×111×高さ45mm 外寸196×119×高さ52mm 特徴 ・落ち着いた木曽杉の柄を模した美しい木目 ・関西などでお弁当サイズとして定番の1合と1.5合サイズ ・高さ45mmで少し深め ・別売の仕切がある ▶木曽杉 1合折 ▶木曽杉 1.5合折 敢えて小鉢を使わず、老舗感のあるお弁当に仕上げる 小鉢で仕切らず詰め込む、老舗感や趣きのあるお弁当に仕上げたい場面にぴったりです。 別売の2種類の仕切 対角線に仕切る「斜め仕切」と短い辺にフィットする「短辺仕切」の2種類をご用意。 短辺仕切:「まっすぐに」「斜めに」など自由にお使いいただけます。 【1合折用仕切】 ▶1合折用 104×36mm 短辺1本 仕切 ▶1合折用 190×36mm 斜め1本 仕切 【1.5合折用仕切】 ▶1.5合折用 110×36mm 短辺1本 仕切 ▶1.5合折用 216×36mm 斜め1本 仕切 秋の行楽や食事の機会も増えるこの時期に、「木曽杉折」が持つ上品な魅力をぜひお役立てください。

2024.09.13
三鷹 二葉 様
今回は、東京三鷹市の三鷹 二葉 様にお話をお伺いいたしました。 お店を代表する伝統の「ばらちらし」 「芸者さんが醤油でお着物を汚さずに食べられるように、と作られたのが、このばらちらしなんです。味がついているので、そのまま召し上がれますよ」(大将) かつて神楽坂にお店を構えていた「二葉様」は、ご親族のお店。 当時、花街であった神楽坂で多くの芸者さんが、そのばらちらしを召し上がっていたそうです。 三鷹 二葉様でもこのばらちらしの味を引き継ぎ、長く愛されるメニューのひとつです。 魚介は、旬のものを使うため、月や時季によっても具材の種類が違うそう。 今回は、真ん中に雲丹があしらわれ、穴子、鮪、鯛、えび、いくら、数の子などの魚介が宝石のようにちりばめられていました。 箱を含めて450gほどの重さ。ずっしりと詰まった大満足の内容でこちらは1人前です。 <使用商品> 折:多聞杉 ちらし折 付属品:竹 双生箸 21cm 多岐にわたるお客様からのご注文 病院関係者や議員、芸能関係者など多岐にわたるお客様から、日々ご注文を受けていらっしゃいます。 個人のお客様からは、飛び込みでご注文を受けることもしばしば。 「今は時代なのか、法事でもばらちらしを注文される方がいてね。華やかなちらしで、みんなで笑って明るく見送るみたい」(女将様) 桶や容器を持参して、ばらちらしを持ち帰る方もいらっしゃるそうです。 「一度に作れる量は多くて60個ほど。1日で合計すると100個くらい作ることもありますね」(大将) ただ、大口の注文が重なってしまうとこれ以上は受けられないため、時間差で承ることも。 「注文がたくさん入ったときは、急いで折峰さんに折箱の注文を入れちゃいます(笑)ありがたいことに、遠くからでも皆さんが受け取りにきてくれるのは助かっています」(大将) 夏は保冷剤をつけて提供されていて、大口のご注文を引き取りに来られるお客様のために、保冷バッグも用意されていました。 <使用商品> 折:黒柾 8寸 付属品:バラン 山型 小 「折にはこだわりたい」というお店の思い 「お客様からもご好評いただいていて、容器を捨てるのがもったいないくらいと言われます」 「私もこの折は大変気に入っています。丈夫で大きさもちょうどよく、不便もない。器が悪いとお料理の見栄えも悪くなるから、折はいいものを使いたいですね。最近は、値段がどんどん上がってしまっていてね。それでもいいものだから使いたいと思うんですよ」(女将様) 目をひく鮮やかな緑色の掛紙 「掛紙は、何色か種類がありましたが、今はこの緑色1種類なんです」 「この鮮やかな緑色は、見たお客様にとって印象に残るみたいで。あるお客様先の病院でこの掛紙を見た同じ病院の別の方からも注文がくるように。あの緑の掛紙といえば『二葉さん』と思ってもらえているようで嬉しいんです」(女将様) 大将が作ったちらしや握りは、女将さんが手早く掛紙をかけ、シデ紐で結びます。 10秒足らずで1個を包み終えます。 そこにお吸い物と箸をセットして出来上がり。 様々なお客様から長く愛されるばらちらしを始めとした三鷹 二葉様のお寿司の数々。 その折にはこだわりを持ち、いいものを提供したいという思いが大変印象的でした。 <使用商品> 付属品:シデ紐 歌舞伎 3号巻     竹 双生箸 21cm 三鷹 二葉様 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-29-4 ご協力いただきありがとうございました。

2024.09.11
新作掛紙で「小さい秋みつけた」
まだまだ日差しが強く気温も高い日々が続いておりますが、木々が少しづつ色めき、植物たちが秋の訪れを教えてくれる季節がやってきましたね。 秋先取りのわくわくと、華やかでほっこりする「秋の味覚」を存分に感じて頂ける新作の掛紙をご用意いたしました。 新作掛紙で、「小さい秋みつけた」三柄9色をご紹介。 花紋(はなもん) サイズ:120mm × 400mm 紙:奉書紙(ほうしょし) 複数の花や草を円形に散りばめ、丸い紋様のように仕上げた花模様。 和らしさがありつつも、異国の雰囲気を感じられるデザインなのでいつもと違うパッケージに。 秋らしいカラーで揃えましたが綺麗な花模様なのでシーズン問わずお使いいただけます。 榛摺(はりずり) 渋みの強いこげ茶が厳かで重々しい雰囲気になる一枚。 上品さがありながら貫禄も感じる色味で、伝統的な印象にも。 折 :木曽杉1合折 ゴム:平彩ゴム 二重片花結 140mm 樺色 柿色(かきいろ) 秋の味覚を感じさせてくれる鮮やかで熟したような柿色に、紺やくすんだ水色が映える。 どこかエスニックさも感じられるような新鮮な掛紙です。 折 :黒赤 うなぎ折 特上 ゴム:彩宝ゴム 130mm 青 晒柿(されがき) 木晒しのまま熟した黄みの強い柿を「晒柿」と呼ぶそう。 甘みを感じられる実の色に馴染む、愛らしく咲く花模様を散りばめました。 折 :赤漆 6寸 ゴム:コットンゴム 二重片花結 120mm ナチュラル 千歳緑(ちとせみどり) 長い年月を思わせるような渋さが漂う濃い緑色。 重々しい底力を感じるカラーに優しい色味の花模様で、クリーンな印象に。 折 :kami hako 65x4 白 ゴム:彩宝ゴム 長松葉 155mm 白 銀杏(いちょう) サイズ:120mm × 400mm 紙:奉書紙(ほうしょし) 手元に広げたくなるような落ち着いたイチョウのデザイン。 秋にぴったりのイチョウ定番カラーはもちろん、折のアクセントになる紫や一足お先に使用したくなる緑など楽しめるカラーでご用意しました。 薄黄蘗(うすきはだ) イチョウ並木をお散歩しているような、色とりどりの葉が散りばめられた一枚。 秋のお弁当に合わせるのが楽しくなる模様です。 折 :秋田杉 180角 しゃくり蓋 T仕切 ゴム:平ゴム 8コール 一重蝶結 190mm 黄朽葉 青朽葉(あおくちば) ちょうどこの季節の、青々とした葉たちが秋の衣替えの準備をしているような掛紙。 爽やかさもあるので秋のみならず初夏にもおすすめです。 折 :秋田杉折 西京 7 ゴム:四季彩ゴム結 二重片花 115mm 小 緑 山ぶどう 熟した葡萄の芳醇な香りまでしてきそうな上品な色味にイチョウの葉が映える一枚。 強い印象の掛紙ですが、木目や黒と合わせても素敵。 折 :多聞杉 143角 共蓋セット ゴム:彩宝ゴム 130mm オレンジ 木の実 サイズ:120mm × 400mm 紙:奉書紙(ほうしょし) ころん、と転がる秋の木の実たちがあしらわれた可愛らしいデザインの掛紙。 模様が背景になじむので、まるで栗拾いをしているよう。 イラスト:藤本巧 Instagram 梅鼠(うめねず) スモーキーなピンクに転がる木の実が可愛らしい掛紙。愛らしいのに渋い折との相性もいいんです。 折 :しら木箱 飾り蓋 2合 ゴム:平彩ゴム 二重片花結 140cm エンジ 団栗色(どんぐりいろ) 熟成した団栗の皮の色にちなんだ深みのある慕わしい茶色。 チャーミングな柄ですが、奥行きのある濃い色からは厳かなオーラを感じます。 折 :杉皮 7寸 ゴム:平彩ゴム二重片花結 120mm 錆色 以上「ちいさい秋」みつけた、新作掛紙のご紹介でした。 秋の彩り豊かなお弁当をさらに華やかにするお手伝いができれば幸いです。 【2023秋の掛紙 記事】はこちらから▶ 秋の掛紙ラインナップはこちらから▶

2024.09.06
COROLA 様
今回は、千葉県のCOROLA 吉村様にお話をお伺いしました。 2種の木目折を、用途に応じてダブル活用 真夏の2段BOX(ちらし寿司) 木目2段の3マス、2マスの両方を使い分けてくださっているCOROLA様。 3マスの折箱は、通常のラインナップとして並ぶ定番商品のお弁当としてお使いいただいています。 慶弔用としてもよくご注文を受けていらっしゃるそうです。 <使用商品> 折:木目 2段 3マス 65 共底 付属品:ポプラカップ 舟皿【小浅】 春の名残りと初夏の走り 2マスのものは、主にケータリングのお弁当としてお使いいただいています。 こちらのお弁当は、撮影時の朝食としてオーダーを受け、お作りしたものだそうです。 お弁当は、多い時で一度に3~40個ほどのご予約を受けられることも。 店内予約とケータリングの予約、それぞれの予約を優先しながら日々切り盛りされていらっしゃいます。 <使用商品> 折:木目 2段 65 共底 付属品:ポプラカップ 舟皿【小浅】 「直盛り」で自分が思うような雰囲気に 夏野菜たっぷりで2段BENTO 仕切や小鉢を使わずに盛り込まれていることが多いのも特徴。 舟皿カップを使い、小鉢に見立てて盛り込むことも。 「どうしても仕切や小鉢を使うと、盛り込み方に制限が出てしまいますが、直盛りだと型にはまらず、自由に盛り込めるんですよね」(吉村様) 特に盛り込む際に大切にされているのは、「彩り」。季節の食材を取り入れながら、時には葉や食用のお花を添えたり。また、色みのある串を使ったりと小物でも色合いを足す工夫をなさっているそうです。 <使用商品> 折:木目 2段 3マス 65 共底 付属品:ポプラカップ 舟皿【小浅】     生笹 M (乾燥防止+抗菌) 日本製 幅広く活用できるシンプルなコーディネート この3マス、2マスのお弁当には、枯色の掛紙(包装紙をカットしてご使用)と金もしくは銀の華奢なゴムを使うことがほとんどだそう。 「お店のイメージが『緑』であることや、シチュエーションを選ばず、慶弔両方使えることもポイントです。」(吉村様) 伝統的で、歴史を重んじる「和食」のイメージとはひと味違ったお弁当の雰囲気が印象的です。 「『和』をベースにしつつ、+αのエッセンスを取り入れているんです」(吉村様) 食材の彩りと小物の使い方にまで配慮され、まるで華やかな花畑や草木を思わせる庭園のようなお弁当。 固定概念にとらわれない和食の折箱活用方法をご紹介いたしました。 <使用商品> 折:木目 2段 3マス 65 共底 付属品:包装紙 枯色 半切     極細ゴム 片花結 130mm 金 COROLA 様:Instagram  ご協力いただきありがとうございました。

2024.09.04
いち遊 様
今回は、千葉県のいち遊 北澤様にお話をお伺いしました。 北海道のそば粉を使用した石臼挽きの手打ち蕎麦と一緒に、会席料理を楽しむことができるお店様です。 会席弁当として、弊社の折箱をお使いいただいています。 決め手は「木目の高級感」と「ちょうど良いサイズ」 この関東杉 70 二マスの折箱をお選びいただいた理由として「この木目柄が、プラなのに高級感があり、大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズで、価格も見合ったものでした。」とお話いただきました。 お弁当のご飯は190~200gほど。炊き込みご飯の場合、180~190gほどが盛り込まれているそうです。 中仕切りや小鉢の組み合わせも、いろいろ 京鴨ロース会席弁当 ※写真上部と下部の2つの折箱が弊社取り扱い商品です。 父の日会席弁当 土用の丑の日弁当 秋の味覚会席弁当 折箱の使い勝手について、「付属の中仕切りの他に、小鉢を使って様々なバリエーションで組み合わせられるのもいいですね」とお話くださいました。 関東杉 70 二マス折は中央で二分する中仕切りがついていますが、取り外して小鉢70シリーズを組み合わせてお使いいただけます。 いち遊様は、中仕切りと小鉢を組み合わせて使ったり、小鉢のみを使って盛り込んだりとバリエーション豊富なお弁当づくりをされています。 <使用商品> 折:関東杉 70 二マス折 付属品:天紙500 1/2カット     小鉢70 長2割 赤金     小鉢70 C仕切有 赤金     小鉢50 透明 65角    9マスの折箱を別注で 春らんまん会席弁当 プレミアム会席弁当~秋、冬ver~ おせち 京都で9マスのお弁当を召し上がったことがきっかけで、9マスの折箱を探されていらっしゃった北澤様。 ところが弊社で取り扱う9マスの折箱サイズでご希望サイズの折箱が無く、別注商品として製作するに至りました。 「希望の寸法を伝え、ちょうど良い大きさのものを作ってもらいました」と今でも長くご愛顧いただいています。 通年販売されているハレの日などの特別なお弁当や、おせちのお重としてもお使いいただいています。 いち遊様のように、お客様のご希望を伺いながら別注商品の製作も承っております。 サイズやロット数、盛り込みたい料理のイメージなど、お気軽にご相談くださいませ。 <使用商品> 折:姫杉5.0松花堂9マス※別注商品 付属品:小鉢50 透明 65角     タレビン 角小 いち遊 様:HP / Instagram ご協力いただきありがとうございました。

2024.08.28