岩室とり蔦 様
2024.12.04
今回は、新潟県の岩室 とり蔦 岩田様にお話をお伺いしました。
田園風景が広がる景色と楽しむ折詰弁当
前略とりめし



<使用商品>
折:竹皮折 7寸
「里山に佇むようにお店があります。周りには山があり、少し歩けば田園風景が広がります。お弁当を持った時に、その風情を感じていただきたくてこの竹皮折にしました。」(岩田様)
さらに、商品名の「前略」は時候の挨拶を省く意味合いがあり、膝をくずして日々の移ろいを楽しんでいただきたい思いが込めていらっしゃるとお話くださった岩田様。
「地元でとれる食材を取り入れています。例えば、旬の葉ものを使った漬物が季節で変わったり、その時にある食材を無理なく料理して詰めています。
ご飯の量はだいたい180~200g。他にもそぼろ弁当や焼鳥弁当をつくることもあります。」(岩田様)
近隣のお宿の方や手土産に持って帰る方、行楽弁当や接待としてなど、幅広いお客様からのご注文を2名という少数精鋭で受けられていらっしゃるそうです。
その「次」の使い道を考える
弁当を食べた後に拾った落桜

<使用商品>
「食べ終わった後の竹皮の折箱は、洗って乾かせば何かに使っていただけるのではないかと思っています」(岩田様)
使い終えた竹皮折を花器のように、落桜と野花を盛り込んだこちらの作品は、お店様とつながりのある工芸菓子作家様のものだそうです。
日常的に使っているもののその次の使い道を考え、活動していらっしゃる岩田様。
日々焼鳥を焼く際に出る焼灰は捨てずにとっておき、水をかえ、灰釉薬として再生。
その釉薬を使った器などの日常道具を作家さんと一緒に協働で形にし、お店で使ったり、年に数回個展を開き販売をされていらっしゃるそうです。
「料理を提供することだけではなく、身の回りのモノの次の使い道について考える。何か良いよねって思いついたことを掘り下げて行動してみる。続けること、そして発信することによってまた何か思いつき、発見があったり仲間が出来たり。一言で言うと面白いからやってるんです。」(岩田様)
食材の旬、すなわち「今」をお客様に楽しんでいただくことと同時に、日々使うものの次の使い道である「未来」を同時に考え、新しいものを生み出す。
お料理を入れるものとしてだけにとどまらない、竹皮折のその先の使い道までご紹介させていただきました。
ご協力いただきありがとうございました。
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