事例紹介
事例紹介
「焼とり 熟成魚 木崎」様に伺う、掛紙改善でのお弁当効率化
2025.12.12
飲食店の現場に寄り添った掛紙の改善
〈使用折箱〉
307476 杉皮 8寸
お弁当やお惣菜に添える「掛紙」。
商品に彩りやブランドイメージを加える大切なツールですが、手作業で対応している現場では大きな負担となっていることも少なくありません。
今回は、以前は和紙をカットしてシールを貼る方法で対応されていた木崎様に、「オリジナル掛紙」へ切り替えたことで、どのような変化があったのかを伺いました。
和紙をカットし、シールを貼る日々
まずは、これまでのご苦労についてお聞きしました。
Q:以前の掛紙(和紙+シール)には、どのくらいの手間がかかっていましたか?
A:「仕事の合間に掛け紙を手作りしていたため、紙をカットしたり、お店のロゴシールを貼ったりと、結局200枚作るのに2時間はかかっていました。」
この作業は、単なる「手間」だけでなく、次のような失敗もよく起きていたそうです。
Q:大変だった点・よく起きたミスを教えてください。
A:「紙をまっすぐ半分に切れず、左右非対称になってしまったり、シールを貼る位置が毎回バラバラになったり…。ときにはシールが掛紙からはみ出してしまうこともありました」
「オリジナル掛紙」で、現場の負担が劇的に軽減!
そんな中、「オリジナル掛紙を作りませんか?」とご提案したところ、大変ご好評をいただき、導入につながりました。
Q:オリジナル掛紙に変えて、どのような点が楽になりましたか?
A:「手作業がなくなったことが、何より大きな変化です。さらに、QRコードも印刷したことで、別途ショップカードを挟む必要がなくなりました」
作業効率だけでなく、見た目にも大きな変化がありました。
Q:導入後のご感想はございますか?
A:「高級感が出ました。商品の完成度が高まったと感じています」
「もう元には戻れない」──現場が語るリアルな声
最後に、以前の和紙+シールのやり方に戻ることについて伺いました。
Q:今振り返って、以前の方法に戻るとしたら?
A:「もう元の方法には戻りたくありません。やはり、時間もコストもかかってしまうので…」
掛紙は、「ただ包む」だけではない
木崎様の事例から分かるのは、「オリジナル掛紙」の価値が、単なる見た目の向上にとどまらず、現場の作業効率の向上やブランディングの強化にもつながるということです。
手間を省きつつ、より印象的に商品を演出できる「オリジナル掛紙」。
1000枚(1枚あたりの金額の目安15円)より製作承ります。
お店のロゴがあれば、それを使用し、お客様のご要望を伺いながらデザインいたします。
また、デザインをご提案した後、試し刷り(サンプル製作費は別途有料)にて、実際にデザインだけでなく紙の質感もご確認いただけます。
現場の声から生まれたオリジナル掛紙。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
焼とり 熟成魚 木崎 様:HP / Instagram
ご協力いただきありがとうございました。
「Chirashi」から「Rectangle」へ。Yama様のお土産箱
2025.07.30
白金にあるアシェット・デセールのレストラン「Yama」様。
このたび、お土産として提供されているフルーツボックスの新しい箱づくりを、折峰がお手伝いさせていただきました。
取材当日は、青森の農家を訪れた翌日。
ご多忙な日々の合間を縫って、オーナーの勝俣様にお話を伺うことができました。
お土産ができた背景
そもそもお土産箱はどのようなことがきっかけで始められたんですか
元々ピクニックボックスを作っていたんです。全ての始まりはこれです。
Picnic set
出典:Yama様Instagram
とても可愛いですね!
コロナ禍にお客様が来店できない状況の中、フルコースをバスケットに入れて売っていたんです。サラダと、お菓子のセットと、飲み物とお花。あとメニューも添えて。
コロナ禍で寿司屋さんがこぞってちらし寿司を作っているのを見たんです。
みなさん、テイクアウトとして販売していらっしゃいましたね。
お寿司屋さんたちは定番のものがあるから売れるけれど、僕らは定番のものはないし、お菓子屋さんの派生なので、同じようなことをしても、お菓子屋さんにはかなわないんですよね。
だったら今、自分が出来る最大限のことは何かと考えました。
よお、考えてみよ
『よお、考えてみよ。よお考えてみよ。売れるものはこれ(ハイクオリティのフルーツ)がある、これをどうしたらいいか…』
デザイン性、手間のこと、贅沢なフルーツを使って...と考えました。
うちに来るお客様はフルーツ好きなのだから、フルーツをたくさん乗せたら順当に評価されるだろう。
それで、寿司屋さんと同じイメージで「Chirashi(ちらし)」という名前にして。そこから始まったんです。
Chirashi
出典:Yama様Instagram
お客様とお土産が繋ぐ同業者とのご縁
うちは営業時間が12時と15時なんですが、グルメに食べ歩く方は、毎日、昼、夜食べ歩くんですよね。
12時にうちに来て、お土産に「Chirashi」を持って、夜はお寿司屋さんへ行っていらっしゃるようです。
ある日、僕がお寿司屋さんに行って『初めまして』とご挨拶すると、
『いや、勝俣さん何回もお会いしてますよ』
『え?どこかでお会いしましたっけ』
『お土産が先に来てます』
なんていうこともよくあって。
お客様がお寿司屋さんの大将に
『ちらし持ってきたよ』
『なんで寿司屋にちらしなんて持ってくるんだよ』
って開けてみたらフルーツで、というありがたいやりとりも楽しんでいただいているようなんです。
お土産が先回りして「ご挨拶」していたんですね
そういう流れで和食のお店やお寿司屋さんがうちの存在知ってくれることもあるんですよね。
デザートに込めた「贅沢」のかたち
こちらのお土産は、どのくらい作られていますか?
以前は1日に5〜6台ほどのご注文でしたが、今では15台前後です。
他のレストランでは、ワインなどのドリンクで売上を立てているところも多いと思いますが、うちではあまりドリンクを前面に出していません。ワインもメインではなく、お客様の多くもお酒をそれほど召し上がらない方が中心です。
ワインも置いているのでしょうか?
シャンパンを最初の一杯としてグラスでお出しすることもあります。ただし、クオリティの高いものを求められるお客様には、ご希望の方にはボトルでのご用意も可能です。
料理の場合はお腹いっぱいの向こう側まで食べても大丈夫なのですが、デザートをお腹いっぱい楽しんでいただき、さらにそこにお酒が入りすぎると、血中糖度が急激に上がってしまい、気分が悪くなることがあるんです。
そういった理由からも、私たちとしてはあまりお酒を積極的におすすめしていないんです。
最後まで心地よく楽しんでいただくことを大切に考えられているんですね
「Chirashi」から「Rectangle」へ
コロナ禍から始まった「Chirashi」が2025年、箱の刷新と共に「Rectangle」にかわります。
なぜ今回箱を変えようと思われたんですか
元々変えたかったんです。
そうだったんですね
包材関係のお店をいろいろと回ったんですが、なかなか良いものが見つからずにいました。
どこに頼んだらいいかわからない、ロットもわからない。他の業者の方にも来てもらったんですが、僕のニュアンスがなかなか伝わりませんでした。
サンプルを10個持って来られても、クオリティの高い2個を持ってきてくれたらな、と思っていました。
結局、良いものを見つけてもらえなかったことと、担当者のものづくりに対する心得がピンとこなかったんです。
(折峰が)すごいなと思ったのは、サンプル一発目でこれだったんですよね。
一緒に仕事できる人ってこういう感覚。雰囲気や伝える会話の中でのキャッチボールができて伝わる人と一緒に仕事していますよね。最初にこれがきてすごいなと思いました。
お店の世界観に沿うパッケージ
壁の色などと店全体が一致していて、デザインの仕事をしているお客様がこの箱を見てよく言うんです。
『誰がデザインしたの?』
『Yamaに入り浸っている人なの?』
『ニュアンスが伝わるの?』
お客様は芸術関係の方が多いので、店全体としての統一美を見ているんですよね。
『前の箱は正直、統一美がないなと思っていた』とも言われて。
そんなお話を聞くと、私たちも気が引き締まります。細部まで見ていただいているんですね
うちのお客さんはすごいよく見ていただいていますね。
料理だけではなく、トータルで見ていて気が抜けないと思いました。
顧客への責任感と生産者との繋がり
ご予約は、2ヶ月先までしかお受けしていないんです。
それ以上先になると、万が一のことがあったときに責任が持てないので……自分に何があるか分からないですからね。
ご予約をして来てくださるお客様には、当然「来てよかった」と思っていただかないといけない。
中には飛行機でいらっしゃる方もいて、航空券を含めると10万円を超えることもあります。
そういう方たちは、その金額以上の期待を持って来てくださるわけですから、単に「3万円台のコースの仕事」ではなくて、「10万円をかけてでもまた行きたい」と思っていただけるような体験をお届けしなければならない。それが自分の仕事に対する責任だと感じています。
農家さんはファミリー
そのために、2ヶ月間ずっと高いクオリティのものを安定してご提供できるような仕組みをつくる必要があるんです。
実際に現地に足を運んで、農家さんと直接お話しして、一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだりもします。
「こうしたらどうかな」「ああしたほうがいいかな」と話し合いながら、「また次もよろしくお願いしますね」とお願いする。
そういう、家族のような関係を築いていくことで、「かっちゃんのためやったら、いいものを集めたるわ!」って言ってくださる方がいて、ようやくこの仕事が成り立っているんです。
市場や農家との関係性
結局、市場でも農家でも「人」なんですよね。
市場には毎週通って、顔を合わせて話して。それを大事にしています。
まるで田舎のおっちゃんおばちゃんとのお付き合いみたいなんですけど、取り扱っているのは、どれも一級品ばかり。
そうした超一級のものを、どうやって仕入れていくか。そこにはやっぱり信頼関係が大事なんです。
例えばこの天然のジャスミン
すごい綺麗!
こちらは、静岡のお花屋さんから届いたものです。ちょうど今、生のジャスミンが出てくる時期で、とても香りがよくて。
こういったものは、限られた取引先にしか出回らない特別なものなんです。
たまたま売れ残ってしまったようで買ってくれないかと相談がありました。
そうやって関係ができていくんですね
そうです。こういう時に買うから、欲しいものがないっていう時には、みんななんとかして集めてくれる。持ちつ持たれつの関係ですね。
大事なんですねー!
それがないと始まらないんです。
こちらは香水の原料にもなるものなんですが、また少しタイプが違って、お茶としても楽しめるものです。キンコウボクですね。
香りがすごい
ものづくりする際、何かを作りたいというよりも、こうやってたまたま手元に届いた素材を前にして、「さて、これをどうしよう。何かに使いたいな」と考えるところから始まるんです。そこから「どうやったらこの素材が一番活きるんだろう」って、調理法をあれこれ試しながら、少しずつ形にしていく。そうやっているうちに、自然とオリジナルなものができていく感じですね。
そういうことが楽しい、ということでもあるんですか
楽しいんですよね。
人とそうやって一緒に仕事をするのが好きなんです。僕自身、昭和初期のようなご近所づきあいが濃い家庭で育って、家にもいろんな人がよく出入りしていて。
そういうこともあって、農家さんが困ってるタイミングもわかります。そこで僕がちょっと頑張ってなんとかなるのなら、頑張ればいいじゃないですか。
そういう小さなことの積み重ねが、今のような関係性に繋がってるんだと思います。
年に一度、農家さんたちを全国からお呼びして飲み会を開くんです。
そこでは、農家さん同士が情報を共有したり、うちを中心に農業の悩みを話したりしていて。
そんな関係だから、うちと関わってくれている農家さんたちは、みんなほんとに仲良しなんですよ。
取材を終えて
勝俣様は、市場の方や農家さんと丁寧に向き合い、信頼関係を築いていらっしゃいました。そうした関係づくりも、仕事の喜びや楽しみのひとつであると語ってくださいました。
「Yama」様の唯一無二の価値は、まさにその信頼を土台として築かれてきたものなのだと感じます。そして、ひとつひとつの選択に、できる限り妥協したくないという覚悟も強く伝わってきました。
その姿勢こそが、多くの方々の共感を集めている理由なのだと思います。
ご多忙のところ、お時間をいただき誠にありがとうございました。
パッケージ制作側の工夫
Yama様のお店の世界観に合った、より高級感が感じられる仕上がりを目指しました。
エンボス入りのパールホワイト柄
Yama様のイメージとフルーツが際立つようにと箱を複数ご提案し、最終的にはパールが入ったオフホワイトをご採用いただきました。
お店のドア部分には金色で「山」の店名があしらわれており、当初漢字一文字の「山」でご提案いたしましたが、最終的に紙手提げに合わせ欧文ロゴの「yama」に統一し、金色の箔押しでYama様のロゴを入れることになりました。
印籠蓋
印籠蓋を採用し、上質で重厚感のあるデザインに仕上げました。さらに、蓋裏への内容物の付着を防ぐ機能性も備えています。
蓋の留めシールのみのシンプル包装
よりシンプルな見た目にするため、掛紙やゴムはせず、両側を透明のシールで留める仕様としました。
シール
・剥がしやすいように、つまみ部分は糊なし
・シールと認識できるよう、つまみ部分を白色印刷
・剥がした際、箱の表面まで剥がれないよう最適な粘着力の商品をご提案
折峰では、お店の魅力が伝わるようなパッケージづくりをお手伝いしています。
折箱や紙手提げ、シールなど、イメージに合わせたご提案も可能です。どうぞお気軽にご相談ください。
今回取材協力いただいたお店
Yama 様
東京都港区白金6丁目16−41 1F
HP / Instagram
「できたての大福」に特別感を添える包装 すし匠齋藤はなれ様
2025.05.26
はじめに
「できたての大福を、お客様に持ち帰っていただくための箱を作りたい」
そんなご相談をいただいたのは、赤坂の名店「すし匠齋藤」様の隣に構える、6席だけの貸切カウンター「すし匠齋藤 はなれ」様からでした。
その大福はコースの最後に供される、目の前で仕上げる特別な一品。
鮨店という枠にとらわれず、「目の前のお客様にどう喜んでもらえるか」
を徹底的に考え抜いたからこそ生まれたデザートでした。
折峰では、その想いがしっかり伝わるよう、『既製品ではない“別注の箱”』をご提案しました。
今回は、その背景や経緯について、「すし匠齋藤 はなれ」安留重文様にお話を伺いました。
すし匠齋藤様の“はなれ”誕生の背景
折峰:はなれを作ったきっかけはどのようなことだったんですか。
安留様:タイミングが一番大きいですよね。コロナ禍でちょうどこちら(本店隣の店舗)が空いて。その前から入れないお客様も多かったので、4名様以上で貸切カウンターをやったらどうだろうということになって始めました。
ここは6名様までの席なので、4名様以上ならこちらの方がゆっくりできますよ、とご案内しています。
折峰:特別な方向けというわけではないわけですね。
安留様:そうですね。たとえば特別なお客様だったり、海外のお客様をお連れの方が、こちらで貸切にしてゆっくり過ごされることもあります。
コースと大福までの流れ
安留様:うちのお店の料理の流れとしては、最初お任せでどんどん出していきます。最後にお好みで追加をご希望のものをお作りします。そして最後にアイスクリーム・シャーベットをお出ししているのですが、そのあとに大福を目の前で作ってお出ししています。
折峰:デザートがあって、さらに大福が来るんですね。
安留様:デザートの一つとして大福がある感じです。食べきれない場合はお持ち帰りいただける、という流れです。
折峰:何割くらいの方がお持ち帰りしますか。
安留様:やはり出来立てを食べたいという方と、食べきれなくて持ち帰るという方と半々くらいですね。
折峰:社内で「齋藤さんで大福」と聞いて「え!大福?」となっていました。
安留様:まあそうですよね。お寿司屋さんで大福を作っているところなんてないんじゃないですか(笑)
デザートまでこだわって
折峰:ティラミスなんかも提供されてると聞きました。
安留様:ティラミス、ブリュレ、葛切なども作ったりしています。
折峰:それはお寿司屋さんの技法が何か入っているものなのですか。
安留様:いや、そうではないです。日本料理屋さんなどに聞いたりしてですね。
折峰:あんこも作られているのですか?
安留様:あんこもお店で作っています。
折峰:喜ばれるのではないですか。
安留様:そうですね。目の前で作ってあったかい大福なのでね。
折峰:前はティラミスだったり、ブリュレだったりということだったんですが、どうやって決めてらっしゃるのですか。
安留様:気分です(笑)
折峰:あ、気分なんですね(笑)
安留様:これから暖かくなってくるので葛切りもまた始めようかなと思っていたり。
折峰:葛切りも目の前で作られるのですか。
安留様:はい。目の前で作ります。ここでお湯を沸かして流し込んで、和紙を作るようにして固めていきます。
折峰:大福だから持ち帰れますが、葛切りだとなかなか持ち帰りづらいですね。
安留様:葛切りは持ち帰ると出来立てのもっちり感がなくなっちゃうんですよね。
折峰:基本作り置きはしないですか。
安留様:大福はしませんが、今日もブリュレを用意していて、最後にキャラメルソースをかけてバーナーで焦がしてお出ししています。ティラミスも作っておき、最後に切って抹茶を振りかけ、抹茶ティラミスとしてお出ししたりしています。
折峰:これは特別感ありますね。寿司や和にはこだわらないというか。嬉しいですね。
安留様:デザートまでこだわって、と思っています。
目の前で作る出来立ての大福
折峰:デザートは寿司屋という枠を取っ払って考えていらっしゃるんですか。
安留様:大体は親方がアイデアを提案してくれてこちらで色々考えて。こちらから「こういうのやってみませんか?」というのも話したりして出来上がります。
大福については、親方が提案してくれて、僕らが試作品を重ねていきました。
折峰:目の前で熱々の大福なんてなかなか食べられないから特別感がありますよね。
安留様:そうですね。さらに持ち帰りでお渡ししたいということになったのですが、その時点では大福も作ったことがないし、作った後どうやって持ち帰ってもらおうかなと思って。
それでコンビニに行ったら一個入りのものがあったんですが、「これだと味気ないなあ」と思って折峰さんに相談したんです。そのあと色々アイデアを出してくれて。先に箱が決まりましたね(笑)
折峰:そうだったんですね(笑)
安留様:サイズ的にはイメージはあったんです。それから中身の大福も決まっていきました。
お持ち帰りの先までの心配り。年間を通しての大福の可能性
安留様:最初は僕らも「大福を入れてお渡しして」というざっくりとしたイメージしかなくて。提案してもらって何度かやりとりしていただけてこれになりました。
折峰:高級感も必要でしたもんね。
安留様:
このシールも最初は貼るつもりはなかったんですが、提案していただけて、いいね、となり貼ることにしました。
折峰:包装にある程度費用がかかりますが、やはりお客様に喜んでもらいたいということが大きいのでしょうね。
安留様:そうですね。お客様も持って帰って誰かにお渡しすることもあるかと思うんです。その時に変なものではいけないと思いますし。
折峰:確かにそうですね。
安留様:夏になっていちごが終わったらみかんとかマスカットなど、季節の果物を使って一年を通してフルーツ大福のようにできたらいいなと思っています。
折峰:それはいいですね!
安留様:ティラミスもここで召し上がる用でしか作っていませんが、誰かに持っていきたいという方も増えてきたら、入れ物も綺麗にして、ということもいずれ余裕が出てきたらやりたいですね。
折峰:本日はお忙しい中ありがとうございました。
今回の提案概要
「高級感」と「取り出しやすさ」を両立できる箱の形状を目指しました。
◉箱の形状について
貼箱のカブセ蓋。紙はすし匠齋藤はなれ様からのリクエストの黒。大福が手で掴みやすいように本体は浅めにし、ユーザーの機能性を備えながらも高級感のあるものを狙いました。
◉ロゴシール×封シールの機能を両立
シール一枚で、ロゴシールの機能と封をする機能を兼ねたいと考え、蓋表面にかかる部分と側面にかかる部分の幅を微妙に変えバランスを取りました。結果的にその部分がアクセントになり高級感が出たように思います。カラーは落ち着いた茶色の提案をご採用いただきました。
文字要素はロゴだけの最小限にし「大福」などの文字は一切入れませんでした。そこが開ける際、何が入っているかわからない期待感を演出できると考えました。
今回取材協力いただいたお店
すし匠齋藤 はなれ 様
東京都港区赤坂4-2-2 赤坂DNプラザビル 2F
お問い合わせ
折峰では、店舗の魅力をかたちにするお土産づくりをお手伝いしています。
折箱・紙手提げ・シールなど、トータルでのご提案も承っております。
お気軽にご相談ください。
8つの箱で、同じお弁当がここまで変わる?驚きの比較結果!
2025.03.11
同じお弁当でも、折箱が変わると雰囲気が一変することをご存知でしょうか。
今回、8種類の折箱に同じお弁当を盛り付け、実際にどのような印象の違いが生まれるのかを検証しました。その結果、同じ中身でも箱が違うと、お弁当の雰囲気がカジュアルにも高級にも、モダンにもナチュラルにも変化することが分かりました。
お客様のご予算やご利用シーンに合わせて折箱を選ぶことで、よりぴったりな印象を演出できます。
お弁当のご協力:アホウドリ様
同じお弁当でも、折箱によってこんなに違う
実際に折箱を試していただいた「アホウドリ」様のお声
今回、お弁当を8種類の折箱に盛り付け、それぞれの印象を試していただきました。その中で、アホウドリ様からこんなコメントをいただいています。
「同じ⾷材でも折によって⾷材の印象がかなり変わることに驚きました。カジュアルな折から⾼級な折まで。お客様のご予算やご利⽤になるシーンに合わせて⾷材と折を選び組み合わせることにより、様々なイメージの折が提供できますね」
使用されている折箱の紹介
シン・ウッドFA-415B
シン・ウッド長方形 M 本体 FA-415B+OPS透明蓋 FA-415F
本体:67.7円 / 蓋:19.1円(共に50個入数価格)
本体外寸:127x203xH40mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
唯⼀の⾜付きのお弁当箱。上品な印象です。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
職場のランチ会。⼥⼦会ランチ。差し⼊れ弁当。おもてなし。⾏楽弁当。
KM-77 ブラック
KM-77 本体 ブラック+KM-77 耐熱蓋
本体:68.2円 / 蓋:24.6円(共に50個入数価格)
本体外寸:126x203xH35mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
両⾯PE加⼯が施されているので、詰めた後の位置の調整がスムーズでした。
黒はハンサムなイメージに⽬に映りました。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
カジュアルな場での⾷事。撮影現場など。男性多めの集まり。
KM-77 ナチュラル
KM-77 本体 ナチュラル+KM-77 耐熱蓋
本体:49.2円 / 蓋:24.6円(共に50個入数価格)
本体外寸:126x203xH35mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
両⾯PE加⼯が施されているので、詰めた後の位置の調整がスムーズでした。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
カジュアルな場での⾷事。撮影現場など。
ナチュラルは気軽な雰囲気のイメージ。
KM-77 ホワイト
KM-77 本体 ホワイト+KM-77 耐熱蓋
本体:49.2円 / 蓋:24.6円(共に50個入数価格)
本体外寸:126x203xH35mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
両⾯PE加⼯が施されているので、詰めた後の位置の調整がスムーズでした。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
カジュアルな場での⾷事。撮影現場など。デリ⾵でヘルシー。
白は⼥⼦会ランチ。職場のランチ会。
杉皮8寸
杉皮 8寸
117.2円(15個入数価格)
外寸:118x209xH42mm / 内寸:111x202xH38mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
箱⾃体が軽くて驚きました。盛った後、底が歪んでいたので抜けたら⼤変だな、と少し不安でした。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
会議。ラフなお集まり。
赤漆 7寸
赤漆 7寸
163.8円(10個入数価格)
外寸:120x197xH43mm / 内寸:114x190xH36mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
箱そのものから⾼級感が溢れ出ている印象です。⾷材もワンランクアップして⾒えます。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
おもてなし。お祝い。家族のセレモニー。差し⼊れ弁当。
しら木折 8寸 折蓋
しら木折 8寸 折蓋
166.5円(20個入数価格)
外寸:121x210xH40mm / 内寸:112x203xH38mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
ファルカタ素材で和⾵弁当の雰囲気がありながら、どこかカジュアルで気張らない感じがしました。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
職場のランチ会。⼥⼦会ランチ。差し⼊れ弁当。おもてなし。⾏楽弁当。
北浜折 2号丸
北浜折 2号丸
212円(15個入数価格)
外寸:126x218xH39mm / 内寸:113x205xH38mm
商品詳細はこちら
◉アホウドリ様のコメント
ご飯・おかず共に詰めやすかったです。⾓が丸いのが良いのでしょうか。⾼級な駅弁を思い出しました。電⾞の中でお弁当の蓋を開けたい気分です。
◉アホウドリ様が考える使いたいシーン
職場のランチ会。⼥⼦会ランチ。差し⼊れ弁当。おもてなし。⾏楽弁当。
シーンに合った折箱を選んでみませんか?
「お弁当箱は中身が主役」と思いがちですが、折箱ひとつで料理の印象は大きく変わります。
お客様のニーズに合わせて、折箱もシーンに合わせて選んでみてはどうでしょうか。
ぜひ、用途にぴったりの折箱を探してみてください!
今回ご協力いただいたお店
アホウドリ様
代表の大石真理子様を中心に、お弁当・ケータリングの事業を展開されています。温かみがあり、クリエイティブな要素も感じられるお料理は、食べる人をほっとさせながらも、新しい発見があるようなものばかりです。社員食堂のインスタも見逃せません!
〒171-0043 東京都豊島区要町1-10-7 鯰の家1F
HP / Instagram
オンラインショップ
小規模社食運営teamインスタグラム
@ahodori_shokudo
代表大石真理子様インスタグラム
@mariko_ahodori
蓋の閉まらない西京漬け 神楽坂たんたか様
2024.09.27
神楽坂を登った先にひっそりと佇む、四季折々のお料理が楽しめる日本料理『神楽坂 たんたか』様。
店主の渡辺隆裕様は、15歳という若さで「神戸 吉兆」にて修業をされ、その後も「新橋 金田中」などを経て2012年に独立をされました。
今回、そんな経歴をお持ちの渡辺様に、普段お店でご用意されているお土産や、神楽坂のマダムに大人気のお料理教室について取材をさせていただきました。
10年前、お客様からの要望で始めた料理教室
お店の定休日と、明けの月曜日以外のお昼に毎日行っている料理教室。
折峰:はじめられたきっかけは何だったのですか?
渡辺様:「お料理教室をやってほしい」とお客様に言われてね。最初は週二くらいでやってたんだけど、毎月来て下さる方が増えて、気付いたらほぼ毎日やってました。
月ごとに代わる旬の食材を使用したメニューや、渡辺様の楽しく丁寧なレッスンを毎回楽しみにされているお客さまが多く、現在150名以上もの利用者様がおり、6カ月先の予約まで埋まるほど人気な教室に。
『秋田杉折 西京』に特製の『黒毛和牛の西京漬け』を入れる
作り置きしないお土産
料理教室とは別に、お土産も人気のたんたか様。レッスンやお食事後にご購入される方が多く、こちらも月ごとにラインナップを変更して様々ご用意しておりますが、中でも人気なのは『黒毛和牛の西京漬け』。
たんたか様では、なんと注文が入ってからその場で西京漬けを作り始めます。「西京漬けのお土産」と聞くと、すでに漬け込まれて冷凍保存されていることが多いため驚きました。
カウンターに用意されていたのは赤々としていて綺麗なサシの入った黒毛和牛の「ザブトン」に、黄金色の味噌と杉の箱。
折峰:箱はずっとこちらを使用してくださっていますよね。
渡辺様:杉の箱、けっこう高いけど、これを使っちゃうと戻れないよね。皆さんこれで渡すと喜んでくれるし。女性のお客様が多いから、洗って干して小物入れにしたり自分のお弁当箱にしたり、再利用してくれたりするんだよね。やっぱり入れ物にこだわるとお客様はすごく喜んでいただける。うちでは寿司や他にもお土産を入れるのに使ってますね。
折峰:お味噌は西京味噌でしょうか?
渡辺様:これはね、こうじの入ったつぶ味噌を使用してるんです。西京味噌に比べて固いから、砂糖とみりんで柔らかくして。つぶ味噌にすると、豆感が強くなるからコクが出て焼き物によく合うんだよね。
こちらの写真は、なんとお肉を入れる前。
折峰:入れる前にそんなにたっぷり入れるんですか!?
渡辺様:味噌はいっぱい入れるね。食べ終わってもお家で他の食材を漬けて使えるからみんな喜んでくれるんだよね。
折峰:お味噌も二次利用が!そこも喜んでもらえるのは嬉しいですね。
折いっぱいに敷いた味噌はお肉を入れたら溢れてしまいそうで、それだけでも売り物になりそうなくらいの量でした。
お肉を召し上がった後に残る味噌で、お好みの食材を漬けて楽しめるという、二度、三度ものおいしい体験が喜ばれる理由の一つです。お家でお店の味が、自分の好きな食材で作れるのも嬉しいですよね。
折峰:間に敷くのはガーゼですか?
渡辺様:そうそうガーゼ。やっててこれが一番いいかな。最近色んなペーパーとかあるじゃん?でもうちはこれが使いやすいし味をしっかり通すんだよね。
お肉を乗せて、ガーゼを被せたら上からまたさらにお味噌。なんとこれでも今回は控えめだそう…
シールで留めたら、蓋と説明書きを乗せ掛紙とゴムで完成。
渡辺様:だいたい蓋はね、閉まらないの(笑)でもこれがいいんだよね。
1cmほど蓋は浮いてしまって閉まらないほどたっぷりなのが、渡辺様のお客様への喜んでもらいたい気持ちが伝わってきます。また、閉まらないことが逆にお客様の満足度を上げているのだと思いました。
渡辺様:これでお渡しして、2~3日寝かせてもらったら食べごろ。味噌が焦げやすいから、美味しい焼き方や食べ方の説明書きも一緒に入れてます。
・作り置きしない。
・注文をいただいてすぐできる。
・食べごろを渡すのではなく、お客様に少し寝かせていただく。
ロスなく、手軽にお客様に喜んでいただける、たんたか様の西京漬け。これは料理屋さんのお土産として最適だと思いました。
パッケージのご提案もさせていただきました
渡辺様:ずっと和紙を使っているんだけど、本当は季節に合わせて変えたりしたいんだよね。
そんな渡辺様に、今回は新作の掛紙「瓢箪 豆青」をおすすめさせていただきました。
渡辺様:お、瓢箪かっこいいね、他にも色があるなら季節で変えられるし。いつものよりは高くなっちゃうけど、こっちの方がもっと喜んでくれそう。今使っている紫のゴムにも、手提げの色合いにも合うね!
新作もちらりとご紹介…
折峰:最近、ジップの袋も出て…ちょっとしたお土産にもいいんですよ。
初夏に発売した、土佐和紙が綺麗なスタンドジッパーラミ袋をご紹介。
渡辺様:こういうのさ、シーラーが必要じゃん。
ジップの袋なので基本的にシーラーはいらないことや、必要であればシーラーをしてもいい旨をご説明させていただきました。
渡辺様:え!いらないの!?これすごくいいじゃん、もっと早く知りたかったなあ。
シーラーを使わなくていいのはありがたい。これはじゃこにもいいね。いつもは瓶に入れてたんだけど、柄もかわいいし、瓶よりもコスパもいいし場所も取らないから嬉しいなあ。
折峰の提案を心良く受け止めてくださる渡辺様に、こちらもつい様々なご紹介をしてしまいました。これからの季節に合わせた、たんたか様の新しいお食事やパッケージも楽しみです。
繊細で鮮やかなお料理はもちろんのこと、お客様のお声に寄り添い、喜んでいただきたいという渡辺様のホスピタリティ。その想いが伝わっているからこそ、お客様から長年にわたりご愛顧いただいているのだと改めて感じました。
今回ご協力いただきましたお店
神楽坂たんたか 様
東京都新宿区天神町63-13-2 神楽坂メゾン1F
紙手提製作インタビュー デザインもサイズも思い通りのリニューアル
2024.06.03
名入れ紙手提げを作っていただいたお店様訪問
名入れの紙手提げの製作させていただいた「赤羽 川栄」様に、仕上がった紙手提げの感想をお聞きするためお店様にお邪魔いたしました。
持ち帰り容器の見直しなど様々なタイミングが重なり依頼へ
折峰:今回ご依頼のきっかけはどのようなことですか。
川栄様:前々から紙手提げは替えたいと思っていたんです。日々忙しいのでなかなかしっかり考える時間が取れなかったんですよね。
築地にある時から折峰さんを知っていてサイトを見てみると、ちょうどキャンペーン中だったのもあり、これを機に紙手提げのデザインも変えて作ってみようかと思いました。
折峰:それは良いタイミングでしたね
川栄様:あとは、ちょうどテイクアウトの容器をリニューアルしようと考えていたんです。容器の変更に合わせて手提げも必要になり、その際に当店のスタッフが色々と手伝ってくれたのが大きかったです。サイズを測って検討してくれたり、紙手提げもデザインを決める際に意見をくれたりと。
折峰:スタッフの方の力は大きいですね!
極力シンプルなデザインにしたかった
折峰:弊社で何パターンかデザインをご提案しましたが、このデザインになった最終的な決め手は何ですか?
川栄様:折峰さんが出してくれたデザインの中で、暖簾の模様が面白そうでいいよねとなり、できるだけシンプルにしたい気持ちがあったので、裏は家紋だけに落ち着きました。
極力シンプルなデザインにしたかった
川栄様:あまり名前が目立たなくて、店名などは小さく書いてあるくらいで良いなと思ってました。
あと、私もそうなんですが、家で余った紙手提げを使う場面てよくあるじゃないですか。
そういう時にも使っていただけるようなものにしたくて。
ただ、その時に「うなぎ」とかお店の名前がデカデカと書いてあったら使いづらいと思うので。
そういう意味もあって紐も布にすることで高級感も出したいと思いました。
この手提げ=川栄
と認知が広がってくれたら嬉しいです。
年間の使う枚数を計算して注文したのは5,000枚
折峰:5,000枚のかなり多めのロットでの購入はどんな理由ですか。
川栄様:分かってはいたけどやっぱり多くて置き場所をどうしようかというのはあります。
ただ、5,000枚というのは今後の使い方から計算すると約1年くらいの枚数なので、この注文枚数になってしまいますね。
細部にもこだわりのあるデザイン
折峰:QRコードなどもついて販促にも期待できそうですね。
川栄様:ご相談して良かったことの一つは、QRコードの印刷です。他の店舗さんの事例の紙手提げを何点か見させてもらっていいアイデアだなと思って取り入れさせてもらいました。こうした裏面にも細かいデザインを作れたのは良かったと思っています。
*裏の折り返し部にお店のインスタグラムのQRコードを印刷させていただいています。
最初のヒアリング後にご提案したデザイン
まず、お客様からどういうデザインが良いかをヒアリングをし、弊社デザイナーがデザインを何種類かご提案いたします。
その後、そのデザインをもとに再度ヒアリングをし、デザインの調整と、最終的に色の調整をDICカラーで色をご指定いただきます。
実寸サイズでサンプルを作成
色が決まった後は、実寸サイズのサンプルを無料でお作りします。
実寸サイズで確認いただくこと
・中身の品物が入った際の入れ具合など
・ロゴの大きさや位置
※実寸サイズの紙手提げの見本は、プリンターでの印刷のため実際に紙手提げを作る印刷機とは色味が変わってきます。予めご了承ください。
紐の選定
次に紐の色を選んでいただきます
本体サンプルを見ながら紐をお選びいただきます。紐は形も色も種類が豊富。この中からお選び頂けます。
紙手提げの名入れは折峰にお任せください
折峰ではオリジナルな紙手提げを一緒に作り上げていきます。お客様のご要望に合わせ、デザインや機能性をご提案いたします。ぜひご連絡ください。
取材協力
赤羽 川栄 様:HP/Instagram
東京都北区赤羽1-19-16