新着トピックス一覧

三鷹 二葉 様
今回は、東京三鷹市の三鷹 二葉 様にお話をお伺いいたしました。 お店を代表する伝統の「ばらちらし」 「芸者さんが醤油でお着物を汚さずに食べられるように、と作られたのが、このばらちらしなんです。味がついているので、そのまま召し上がれますよ」(大将) かつて神楽坂にお店を構えていた「二葉様」は、ご親族のお店。 当時、花街であった神楽坂で多くの芸者さんが、そのばらちらしを召し上がっていたそうです。 三鷹 二葉様でもこのばらちらしの味を引き継ぎ、長く愛されるメニューのひとつです。 魚介は、旬のものを使うため、月や時季によっても具材の種類が違うそう。 今回は、真ん中に雲丹があしらわれ、穴子、鮪、鯛、えび、いくら、数の子などの魚介が宝石のようにちりばめられていました。 箱を含めて450gほどの重さ。ずっしりと詰まった大満足の内容でこちらは1人前です。 <使用商品> 折:多聞杉 ちらし折 付属品:竹 双生箸 21cm 多岐にわたるお客様からのご注文 病院関係者や議員、芸能関係者など多岐にわたるお客様から、日々ご注文を受けていらっしゃいます。 個人のお客様からは、飛び込みでご注文を受けることもしばしば。 「今は時代なのか、法事でもばらちらしを注文される方がいてね。華やかなちらしで、みんなで笑って明るく見送るみたい」(女将様) 桶や容器を持参して、ばらちらしを持ち帰る方もいらっしゃるそうです。 「一度に作れる量は多くて60個ほど。1日で合計すると100個くらい作ることもありますね」(大将) ただ、大口の注文が重なってしまうとこれ以上は受けられないため、時間差で承ることも。 「注文がたくさん入ったときは、急いで折峰さんに折箱の注文を入れちゃいます(笑)ありがたいことに、遠くからでも皆さんが受け取りにきてくれるのは助かっています」(大将) 夏は保冷剤をつけて提供されていて、大口のご注文を引き取りに来られるお客様のために、保冷バッグも用意されていました。 <使用商品> 折:黒柾 8寸 付属品:バラン 山型 小 「折にはこだわりたい」というお店の思い 「お客様からもご好評いただいていて、容器を捨てるのがもったいないくらいと言われます」 「私もこの折は大変気に入っています。丈夫で大きさもちょうどよく、不便もない。器が悪いとお料理の見栄えも悪くなるから、折はいいものを使いたいですね。最近は、値段がどんどん上がってしまっていてね。それでもいいものだから使いたいと思うんですよ」(女将様) 目をひく鮮やかな緑色の掛紙 「掛紙は、何色か種類がありましたが、今はこの緑色1種類なんです」 「この鮮やかな緑色は、見たお客様にとって印象に残るみたいで。あるお客様先の病院でこの掛紙を見た同じ病院の別の方からも注文がくるように。あの緑の掛紙といえば『二葉さん』と思ってもらえているようで嬉しいんです」(女将様) 大将が作ったちらしや握りは、女将さんが手早く掛紙をかけ、シデ紐で結びます。 10秒足らずで1個を包み終えます。 そこにお吸い物と箸をセットして出来上がり。 様々なお客様から長く愛されるばらちらしを始めとした三鷹 二葉様のお寿司の数々。 その折にはこだわりを持ち、いいものを提供したいという思いが大変印象的でした。 <使用商品> 付属品:シデ紐 歌舞伎 3号巻     竹 双生箸 21cm 三鷹 二葉様 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-29-4 ご協力いただきありがとうございました。

2024.09.11
新作掛紙で「小さい秋みつけた」
まだまだ日差しが強く気温も高い日々が続いておりますが、木々が少しづつ色めき、植物たちが秋の訪れを教えてくれる季節がやってきましたね。 秋先取りのわくわくと、華やかでほっこりする「秋の味覚」を存分に感じて頂ける新作の掛紙をご用意いたしました。 新作掛紙で、「小さい秋みつけた」三柄9色をご紹介。 花紋(はなもん) サイズ:120mm × 400mm 紙:奉書紙(ほうしょし) 複数の花や草を円形に散りばめ、丸い紋様のように仕上げた花模様。 和らしさがありつつも、異国の雰囲気を感じられるデザインなのでいつもと違うパッケージに。 秋らしいカラーで揃えましたが綺麗な花模様なのでシーズン問わずお使いいただけます。 榛摺(はりずり) 渋みの強いこげ茶が厳かで重々しい雰囲気になる一枚。 上品さがありながら貫禄も感じる色味で、伝統的な印象にも。 折 :木曽杉1合折 ゴム:平彩ゴム 二重片花結 140mm 樺色 柿色(かきいろ) 秋の味覚を感じさせてくれる鮮やかで熟したような柿色に、紺やくすんだ水色が映える。 どこかエスニックさも感じられるような新鮮な掛紙です。 折 :黒赤 うなぎ折 特上 ゴム:彩宝ゴム 130mm 青 晒柿(されがき) 木晒しのまま熟した黄みの強い柿を「晒柿」と呼ぶそう。 甘みを感じられる実の色に馴染む、愛らしく咲く花模様を散りばめました。 折 :赤漆 6寸 ゴム:コットンゴム 二重片花結 120mm ナチュラル 千歳緑(ちとせみどり) 長い年月を思わせるような渋さが漂う濃い緑色。 重々しい底力を感じるカラーに優しい色味の花模様で、クリーンな印象に。 折 :kami hako 65x4 白 ゴム:彩宝ゴム 長松葉 155mm 白 銀杏(いちょう) サイズ:120mm × 400mm 紙:奉書紙(ほうしょし) 手元に広げたくなるような落ち着いたイチョウのデザイン。 秋にぴったりのイチョウ定番カラーはもちろん、折のアクセントになる紫や一足お先に使用したくなる緑など楽しめるカラーでご用意しました。 薄黄蘗(うすきはだ) イチョウ並木をお散歩しているような、色とりどりの葉が散りばめられた一枚。 秋のお弁当に合わせるのが楽しくなる模様です。 折 :秋田杉 180角 しゃくり蓋 T仕切 ゴム:平ゴム 8コール 一重蝶結 190mm 黄朽葉 青朽葉(あおくちば) ちょうどこの季節の、青々とした葉たちが秋の衣替えの準備をしているような掛紙。 爽やかさもあるので秋のみならず初夏にもおすすめです。 折 :秋田杉折 西京 7 ゴム:四季彩ゴム結 二重片花 115mm 小 緑 山ぶどう 熟した葡萄の芳醇な香りまでしてきそうな上品な色味にイチョウの葉が映える一枚。 強い印象の掛紙ですが、木目や黒と合わせても素敵。 折 :多聞杉 143角 共蓋セット ゴム:彩宝ゴム 130mm オレンジ 木の実 サイズ:120mm × 400mm 紙:奉書紙(ほうしょし) ころん、と転がる秋の木の実たちがあしらわれた可愛らしいデザインの掛紙。 模様が背景になじむので、まるで栗拾いをしているよう。 イラスト:藤本巧 Instagram 梅鼠(うめねず) スモーキーなピンクに転がる木の実が可愛らしい掛紙。愛らしいのに渋い折との相性もいいんです。 折 :しら木箱 飾り蓋 2合 ゴム:平彩ゴム 二重片花結 140cm エンジ 団栗色(どんぐりいろ) 熟成した団栗の皮の色にちなんだ深みのある慕わしい茶色。 チャーミングな柄ですが、奥行きのある濃い色からは厳かなオーラを感じます。 折 :杉皮 7寸 ゴム:平彩ゴム二重片花結 120mm 錆色 以上「ちいさい秋」みつけた、新作掛紙のご紹介でした。 秋の彩り豊かなお弁当をさらに華やかにするお手伝いができれば幸いです。 【2023秋の掛紙 記事】はこちらから▶ 秋の掛紙ラインナップはこちらから▶

2024.09.06
COROLA 様
今回は、千葉県のCOROLA 吉村様にお話をお伺いしました。 2種の木目折を、用途に応じてダブル活用 真夏の2段BOX(ちらし寿司) 木目2段の3マス、2マスの両方を使い分けてくださっているCOROLA様。 3マスの折箱は、通常のラインナップとして並ぶ定番商品のお弁当としてお使いいただいています。 慶弔用としてもよくご注文を受けていらっしゃるそうです。 <使用商品> 折:木目 2段 3マス 65 共底 付属品:ポプラカップ 舟皿【小浅】 春の名残りと初夏の走り 2マスのものは、主にケータリングのお弁当としてお使いいただいています。 こちらのお弁当は、撮影時の朝食としてオーダーを受け、お作りしたものだそうです。 お弁当は、多い時で一度に3~40個ほどのご予約を受けられることも。 店内予約とケータリングの予約、それぞれの予約を優先しながら日々切り盛りされていらっしゃいます。 <使用商品> 折:木目 2段 65 共底 付属品:ポプラカップ 舟皿【小浅】 「直盛り」で自分が思うような雰囲気に 夏野菜たっぷりで2段BENTO 仕切や小鉢を使わずに盛り込まれていることが多いのも特徴。 舟皿カップを使い、小鉢に見立てて盛り込むことも。 「どうしても仕切や小鉢を使うと、盛り込み方に制限が出てしまいますが、直盛りだと型にはまらず、自由に盛り込めるんですよね」(吉村様) 特に盛り込む際に大切にされているのは、「彩り」。季節の食材を取り入れながら、時には葉や食用のお花を添えたり。また、色みのある串を使ったりと小物でも色合いを足す工夫をなさっているそうです。 <使用商品> 折:木目 2段 3マス 65 共底 付属品:ポプラカップ 舟皿【小浅】     生笹 M (乾燥防止+抗菌) 日本製 幅広く活用できるシンプルなコーディネート この3マス、2マスのお弁当には、枯色の掛紙(包装紙をカットしてご使用)と金もしくは銀の華奢なゴムを使うことがほとんどだそう。 「お店のイメージが『緑』であることや、シチュエーションを選ばず、慶弔両方使えることもポイントです。」(吉村様) 伝統的で、歴史を重んじる「和食」のイメージとはひと味違ったお弁当の雰囲気が印象的です。 「『和』をベースにしつつ、+αのエッセンスを取り入れているんです」(吉村様) 食材の彩りと小物の使い方にまで配慮され、まるで華やかな花畑や草木を思わせる庭園のようなお弁当。 固定概念にとらわれない和食の折箱活用方法をご紹介いたしました。 <使用商品> 折:木目 2段 3マス 65 共底 付属品:包装紙 枯色 半切     極細ゴム 片花結 130mm 金 COROLA 様:Instagram  ご協力いただきありがとうございました。

2024.09.04
いち遊 様
今回は、千葉県のいち遊 北澤様にお話をお伺いしました。 北海道のそば粉を使用した石臼挽きの手打ち蕎麦と一緒に、会席料理を楽しむことができるお店様です。 会席弁当として、弊社の折箱をお使いいただいています。 決め手は「木目の高級感」と「ちょうど良いサイズ」 この関東杉 70 二マスの折箱をお選びいただいた理由として「この木目柄が、プラなのに高級感があり、大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズで、価格も見合ったものでした。」とお話いただきました。 お弁当のご飯は190~200gほど。炊き込みご飯の場合、180~190gほどが盛り込まれているそうです。 中仕切りや小鉢の組み合わせも、いろいろ 京鴨ロース会席弁当 ※写真上部と下部の2つの折箱が弊社取り扱い商品です。 父の日会席弁当 土用の丑の日弁当 秋の味覚会席弁当 折箱の使い勝手について、「付属の中仕切りの他に、小鉢を使って様々なバリエーションで組み合わせられるのもいいですね」とお話くださいました。 関東杉 70 二マス折は中央で二分する中仕切りがついていますが、取り外して小鉢70シリーズを組み合わせてお使いいただけます。 いち遊様は、中仕切りと小鉢を組み合わせて使ったり、小鉢のみを使って盛り込んだりとバリエーション豊富なお弁当づくりをされています。 <使用商品> 折:関東杉 70 二マス折 付属品:天紙500 1/2カット     小鉢70 長2割 赤金     小鉢70 C仕切有 赤金     小鉢50 透明 65角    9マスの折箱を別注で 春らんまん会席弁当 プレミアム会席弁当~秋、冬ver~ おせち 京都で9マスのお弁当を召し上がったことがきっかけで、9マスの折箱を探されていらっしゃった北澤様。 ところが弊社で取り扱う9マスの折箱サイズでご希望サイズの折箱が無く、別注商品として製作するに至りました。 「希望の寸法を伝え、ちょうど良い大きさのものを作ってもらいました」と今でも長くご愛顧いただいています。 通年販売されているハレの日などの特別なお弁当や、おせちのお重としてもお使いいただいています。 いち遊様のように、お客様のご希望を伺いながら別注商品の製作も承っております。 サイズやロット数、盛り込みたい料理のイメージなど、お気軽にご相談くださいませ。 <使用商品> 折:姫杉5.0松花堂9マス※別注商品 付属品:小鉢50 透明 65角     タレビン 角小 いち遊 様:HP / Instagram ご協力いただきありがとうございました。

2024.08.28
食堂faidama 様
今回は、沖縄県の食堂faidama 高江洲様にお話をお伺いしました。 たっぷり盛り込まれた沖縄食材 「野菜が食べたい日のお弁当」 「faidamaおまかせ弁当」 その時々に採れる、旬の沖縄食材を使用したお弁当のラインナップは様々。 こちらのおまかせ弁当は、肉と魚が1品ずつと野菜のデリが5~6種類。ご飯の量は約170gほど。 お店の営業はご夫婦お二人のみにも関わらず、お客様のオーダーで苦手なものを伺い、メニューをアレンジをすることもあるきめ細やかさ。 この木製の折箱を使って3年ほど。 食材がくっつきにくく、折箱の上部が広がっている形状のため盛り込んだ時にボリューミーに見えるのもポイントです。 <使用商品> 折:シン・ウッド長方形 M 本体 FA-415B   シン・ウッド 長方形 M OPS透明蓋 FA‐415F 「見て楽しめる」お弁当に 「おだしと牛蒡のドライカレー弁当」 「県産豚と根菜のドライカレー弁当」 イベントに出店する際は、雰囲気を変えていつもの長方形の折箱とは違った形のものを選んでいるそうです。 「環境には木蓋がいいのでしょうけれど、イベントの時には透明蓋の方が中身が見えてお客様が手に取っていただきやすいんですよね」と高江洲様。 秋には新たなイベントに向け、八角形の折箱を使ったいつもと違ったメニューを計画中だそうです。 <使用商品> 折:シン・ウッド 楕円 本体 FLR-06B   シン・ウッド楕円 OPS透明蓋 FLR-06F 盛り方をかえて、イメージチェンジ 沖縄県産豚とごぼうのハンバーグ弁当 秋鮭塩麹焼き弁当 食いしん坊のり弁 印象的だったのは、お弁当によって盛り方をかえていらっしゃること。 「ご飯を横半分に盛っておかずをもう半分に盛りつけることもあるし、縦半分に盛っておかずをもう半分に盛ったり。時には、ご飯を下に敷き詰めて上におかずを盛り付けることも」 「折箱も同じで、食材が同じでも、盛り方を変えると印象も変わるんです。楽しくなるように作っています!」と高江洲様。 店名の「ファイダマ」とは、八重山諸島のことばで、「食いしん坊」。 誰もが「食いしん坊」になってしまうほど、魅力的な沖縄食材と見ても食べても楽しいお弁当作りをご紹介させていただきました。 <使用商品> 折:シン・ウッド長方形 M 本体 FA-415B   シン・ウッド 長方形 M OPS透明蓋 FA‐415F 食堂faidama 様:HP / Instagram / Facebook ご協力いただきありがとうございました。

2024.08.21
「日本橋 逢坂 」様 三方良しの自家製手土産
今回訪れたのは、「日本橋 逢坂」様。 接待の場で多く利用される「日本橋 逢坂」様で人気の手土産は、どのような思いで始められたのか。 今回はそのきっかけやこだわりについてを深く掘り下げていきます。 三方良しの自家製手土産 「当店のお客様は、接待や会食でご利用いただくことが多いのですが、予約の際に秘書の方が電話をかけてくれることがほとんどです。 接待だと、お相手の方に手土産を渡すことが多いじゃないですか。それで、『当店でも手土産のご用意がございます』とお伝えすると、とても喜ばれるんです。 手土産を探す手間が省けるし、何より当店の味を気に入っていただいた方に、そのままお店の品をお渡しできるというのが、いいかなと思いまして」 「じゃこ山椒と鯛味噌の瓶詰セット」 手土産として特に人気の「じゃこ山椒と鯛味噌の瓶詰セット」。その選定理由について尋ねると、意外にもシンプルな答えが返ってきました。 「特に深い理由はないんです。ただ、今はじゃこ山椒と鯛味噌を選んでいます。季節によっては、時鮭フレークや鯛の胡麻だれに変えることも考えています」 じゃこ山椒は約45グラムの瓶詰めにされ、一度に2キロほど作り、約30本分が瓶詰めされるそうです。鯛味噌も同様に作られ、賞味期限は蒸して蓋をしているため比較的長持ちしますが、開封後は一週間程度を目安にしています。 瓶詰もワンランクアップ 手土産用に紙手提げを依頼された際、用途を聞いた担当者から提案。 「瓶にもシールを貼りませんか?と提案されて、たしかにシールもあった方がいいなと思い採用しました。デザインはおまかせで、リクエストしたのはウチのトレードマークの鯉の絵を入れて欲しい。と言ったくらいかな」 紙手提げが黒でしたので、シールも落ち着いた色でいこうと決めて、シールのデザインもシンプルに作らせて頂きました。 シールは100枚から少ロットでオリジナルシールが作成可能です。 瓶と箱はどちらも弊社の在庫品で、10本単位と少ロットで購入できます。 名入れの紙手提げは主張せずに 「ちょうど、折峰さんで名入れの別注紙手提げの記事を読んだんです。それで、せっかく手土産を始めるなら名入れの手提げもあった方がいいかなと思い相談しました。特にこだわりはなかったんですけど、白だとありきたりだから黒にして高級感だしたくて。紐は同系色だとアクセントにならないし。暗い場所では、黒い手提げは目立ちにくいですから、紐を目立つ赤色にして、忘れ物防止もできるようにしました」 知る人ぞ知る、シンプルな手提げ 今回逢坂様の紙手提げを作る上で気になったのが、ロゴが片面しか入っていない所です。 普通、紙手提げをお作りする際はロゴを両面にデザインするのが一般的なのですが… 「あんまり、名前をがつがつ入れるのが好きじゃなくて。チラリズムで知る人ぞ知るみたいな感じが良いかなーと思って」 紙手提げも”あえて”シンプルに削ぎ落したデザインに。主張しすぎないそのこだわりも素敵なポイントです。 仕事をしながらデザインを考えるのは大変 なぜ折峰にデザインの依頼をされたのですか? 「いやー、自分でやるには限界があるので。やってもらえるなら任せたほうが良いかなと」 お店をお一人で切り盛りされているため、仕入れや仕込みなども全てご自身でこなされています。とてもパッケージの事まで頭が回りません。 そんな時はぜひご相談いただければ、事前にご要望をお伺いしてご提案いたします。 提案から生まれた新たなアイデア 「からすみの召し上がり方を案内する紙」も販売している折峰からの提案で、逢坂様は『お店おすすめの食べ方』を記載した紙を手土産に添えることにしました。 「逢坂さんオススメのレシピとか召し上がり方が書いてあると、受け取られた方も便利で喜ばれると思いますよ」 「それは良いね!ただ、字が小さいな」 と笑いながら話され、文字を大きくするようご依頼いただきました。 このように、「日本橋 逢坂」様では弊社の既製品の瓶と化粧箱を使われながら自社オリジナルの手提げやシールを作られて、お客様に喜ばれる手土産を提供しています。 こうした心遣いが、逢坂様の手土産をさらに魅力的にし、接待の場を一層華やかに彩っています。 日本橋 逢坂 様:HP / Instagram 折峰のオリジナル紙手提げ製作リンク ▶ 折峰の和柄で紙手提げが作れる | つきじ 折峰 料理屋さんのパッケージ専門店 (orimine.co.jp) ▶ 手間なく始める、オリジナル紙手提げ | つきじ 折峰 料理屋さんのパッケージ専門店 (orimine.co.jp)

2024.08.20
食堂いちじく 様
今回は、「食堂いちじく」主宰 料理家 尾崎史江様にお話をお伺いいたしました。 お店としてではなく、「食堂いちじく」の屋号で、精進料理をテーマとしたお料理の発信をされていらっしゃいます。 「香り」や「色」で季節を感じるお弁当 このシン・ウッドの特徴として、4cmほどの高さがあるため、蓋をしてもおかずが傷つかずにつぶれにくく、盛り込みやすいことや、木製のナチュラルな風合いがお料理を映えさせてくれるとお話いただきました。 玄米のお弁当は約160g、白米を使ったお弁当は約180gほど。 木製容器のためお料理によっては、水分が滲み出てしまうこともあり、稲荷など水分を含むお料理にはフィルムケースを使い、汁漏れ対策をしていらっしゃるそうです。 「香り」や「色」を楽しめる食材を選び、盛り込むことを大切にされていると尾崎様。 初夏であれば、柚子や山椒の香るおかずや、花わさび、塩空豆のように見た目にも新緑が感じられるような「色」にも重きを置くことで、より季節を感じられるお弁当になることをお話くださいました。 身体に優しく、日本特有の四季の移ろいを楽しむことができる尾崎様の精進料理のお弁当。 五感で感じられるお弁当づくりをご紹介させていただきました。 尾崎史江様は多数の書物も執筆されていらっしゃいます。 <使用商品> 折:シン・ウッド長方形 S 本体 FAー410B   シン・ウッド 長方形 S OPS透明蓋 FAー410F   シン・ウッド長方形 M 本体 FA-415B   シン・ウッド 長方形 M OPS透明蓋 FAー415F 食堂いちじく 尾崎様:Instagram ご協力いただきありがとうございました。

2024.08.07
郡山島田海苔店 様
今回は、福島県の郡山島田海苔店 伊丹様にお話をお伺いしました。 「海苔店」が手掛けるのり弁 1976年に郡山市で開業され、2023年7月18日より「初代・海苔弁」が販売されました。 昨今、海苔が売れなくなり、何とかしなくてはならないと社員一同で考え、 「海苔屋が考えた、本当ののり弁を作ってみよう。」 をコンセプトにこののり弁が誕生したそうです。 とがったのり弁を作りたい 「世間で言うのり弁って、ご飯の上に海苔があって、その上に白身魚のフライとかおかずがドーンってのってるのが、のり弁じゃないですか。 そうじゃなくて、『本当に海苔の味を楽しんで貰いたい』『海苔を知って貰いたい』というコンセプトで作りました。」 「せっかくなら、他にはない『とがったのり弁』にしたかった」と伊丹様。 パッケージのこだわり 使用される海苔も熊本県有明産など、調理によって海苔を使い分けられた「初代・海苔弁」 さらにパッケージにもこだわりがあります。 せっかくなら、見た目からこだわりたい。 インターネットでお弁当箱を探していて、いくつかサンプルを取り寄せした結果、この「kami hako 70×4 白」に。その理由は、やはり見た目とのこと。 豪華さでいうと同じ種類の「kami hako 70×4 紅」も候補でしたが、最終的な決め手は「白いご飯に海苔」という白と黒のコントラストだそうです。 手書きのお品書きや、青海波のデザインがあしらわれた掛け紙は、ご自身で手掛けたこだわりのものです。 その噂は瞬く間に広がり、販売開始10分足らずで売り切れる人気商品。 1日作っても20食と、そんなに作ってないんですよ。 と、謙遜されてますが、この挑戦が話題となってメディアにも取り上げられたそう。 これからも更なる商品開発の計画があるようです。 <使用商品> 折:kami hako 70x4 白 付属品:小鉢70 B 仕切有 黒     小鉢70 黒     四季彩ゴム結 二重片花 金 150mm 郡山島田海苔店 様:Instagram ご協力いただきありがとうございました。

2024.07.31
国産杉のお子さま箸が登場
お子さま用の箸に困る場面はありませんでしょうか。 今回はお子さまにも安心して使っていただける国産杉の箸をご紹介いたします。 吉野杉の柔らかさのある箸をお子さまサイズに お子さまの手に馴染む長さ 長さは18cmで、お子さまの手にぴったりなサイズです。 角が丸く、持ちやすい形状 箸の角を丸く削ってあるため、手に馴染みやすく持ちやすい。 杉だから柔らかく、割りやすく 杉特有の柔らかさがあるので、お子さまの力でも簡単に割ることができます。 また手に持った際の感覚も柔らかさを感じられます。 吉野杉の間伐材を使用 奈良県の吉野杉の間伐材を使用した、環境にも配慮された箸で、お子さまに安心してお使いいただけます。 *箸を割った際にささくれや細かな木片が多少出ることがございます。 可愛らしいイラストの箸袋が2種類 ▶吉野杉 元禄箸 18cm どうぶつ(上) 長さ:18cm(箸袋の長さ:縦32mm×横170mm) ▶吉野杉 元禄箸 18cm おにぎり(下) 長さ:18cm(箸袋の長さ:縦32mm×横160mm) 箸袋は見て楽しい、動物柄とおにぎり柄の2種類がございます。 お子さまが箸に興味を持ってもらえるような、どちらもかわいいデザインです。 まだまだ取り扱いの少ない国産杉を使用したお子さま用の箸。 お子さま連れのお客様へ向けた、細やかなおもてなしにいかがでしょうか。 ぜひご活用ください。

2024.07.24
蒲生茶廊zenzai 様
今回は、鹿児島県にございます、 蒲生茶廊(かもうさろう)zenzai 浜地様にお話をお伺いました。 酵素玄米ちらし寿司弁当 こちらの蒲生茶廊zenzai様は、築150年の武家屋敷をリノベーションしたカフェ。 「カジュアルなものではなく、武家屋敷というこのお店の雰囲気にあった折箱を選びたい」 そういった想いで折箱を探され、弊社サイトの木目2段の折箱に決められたそうです。 2段で豪華な印象があるというのがご購入の決め手。 ご飯は、酵素ちらしと黒米がそれぞれ100gずつ。 小鉢に入った4種のおかずと一緒にメインが2品も! 地元の有機農家さんが生産したお米を熟成させた酵素玄米や有機野菜を使用した、こだわりが詰まったお弁当です。 「鹿児島の方は、『大きい』『量が多い』『見栄えが豪華』そういったものを好まれる方が多いんですよ」と浜地様。 確かにこちらのメインは特に具材が大きくボリュームがある印象です。 お弁当の掛紙は、木目に合うシンプルな白地の帯にロゴなどをお店側で印刷されています。 ゴムの色はスタッフの方のチョイスで変わることもあるようです。 お弁当は予約を受け付けてからひとつひとつお作りするそうです。 「だからこそ、お客様がどういう場所でどんな方々と一緒に召し上がるのかをお伺いし、盛りつけ方を変えているんです」 「例えば、ご年配の方が召し上がるのであったら、おかずの大きさを小さくしたり」 リピーターの方も多く、その時々のご要望も必ずお伺いしているそうです。 コミュニケーションを通してお客様が召し上がる場面を常に想像され、楽しいひと時のための心遣いやおもてなしが、たっぷりとお弁当に詰まっていました。 <使用商品> 折:木目 2段 65 共底 付属品:小鉢65 C仕切有 赤金 付属品:彩宝ゴム 130mm うす紫 蒲生茶廊zenzai様:HP/Instagram/Facebook ご協力いただきありがとうございました。

2024.07.24