meme meal 様
東京・根津を拠点にお弁当を販売している、
「meme meal(メメミール)」の安居様にお話を伺いました。
祖母から教わった味を、自分流に
「meme meal」の“meme”はフランス語で「おばあちゃん」の意味があります。
料理上手なおばあさまからたくさんのレシピを教わり、料理作りが大好きになったという安居様。
「来てくださるのは今は同世代の女性が多いです。ヘルシーだけどタンパク質もしっかり摂れて、自分で食べても満足感のあるお弁当を意識しています」(安居様)
夏野菜の鮮やかな彩りと、食べ応えのありそうなお肉やコロッケが食欲をそそります。
特に「コロッケ」は、お店をやっていた頃からの人気メニュー。
もちろん、おばあさまのレシピがベースになっています。
「祖母のは小麦粉を使用した昔ながらのクリームコロッケで、とっても美味しかったのでお弁当に入れたかったんです。でもやっぱりヘルシーな方がいいので、小麦粉は使わずマッシュポテトにすることでクリーミーな味わいになるよう工夫しました」(安居様)
省スペースになるお弁当箱
〈使用商品〉
折 :eco-ori カブセ蓋セット 106-184
ゴム:彩宝ゴム 130mm うす紫
彩り豊かで季節感のある食材の雰囲気を損なわず、ナチュラルな木目がしっくりと馴染むお弁当箱。
こちらをお使いになっている理由を伺うと、
「ちょうどいいサイズ感で、使う前はコンパクトになっていて省スペースなのも嬉しいです。見た目も綺麗で、選んだゴムの紫もどこか和の雰囲気があって綺麗で…お客様にも褒めていただきました」(安居様)
容器に決める前にも、さまざまな容器を手に取られたそうですが「なるべくプラスチックは使いたくない」と、環境にもきちんと配慮されている姿勢が印象的でした。
大好きな料理作りと、人との”繋がり”
「今まではイベントが中心でしたが、以前からご縁のあったジェラート屋さんの定休日をお借りできるタイミングが重なり、今は週に一度、根津でお弁当の販売をしています」(安居様)
販売を始めた当初はご友人が多かったお客様も、次第にご近所の方が中心に。
「食べた後に、必ず『美味しかった』とわざわざ伝えにまた来てくださるのが嬉しいんです。自宅(千葉県柏市)近くの農家さんで採れた新鮮な野菜を使っているからか、『野菜が美味しくて、都会じゃなかなかできない体験だよ』と言っていただくこともあります」(安居様)
「お弁当の販売を通してご近所さんとの繋がりも広がりつつあるので、もっとたくさんの人に料理を振る舞えるような、人との交流や集まれる場を増やしたいですね。今後はそんな『自分の場所』も持てたらいいなと思っています」(安居様)
おばあさまのレシピに込められた想いと、地域との温かなつながりを大切に育んでいる安居様。
「meme meal」のお弁当には、そんな人柄と料理への愛情がたっぷりと詰まっていました。
meme meal 様 instagram
ご協力いただきありがとうございました。
2025.08.06