新商品 - 2022.08.19 FRI

扇形の折箱できました!

秋の行楽・敬老の日に合わせて、変化のあるお弁当箱が新登場!

行楽弁当や敬老会にぴったりな小ぶりな折箱

暑い夏もそろそろ終盤、これから秋に向かって紅葉シーズンの行楽や敬老の日など、お弁当需要が増えてきますね。

今回、行楽時のお弁当、敬老会や観劇などのイベントにあわせて、二種類の折箱を発売いたします。


赤花菱 扇折

朱色の背景に金淵で菱を彩りを与え、その上に梅の花を描いた華やかな折箱です。

内側も赤い底板に固定式の仕切りも赤。

お料理を一層華やかに演出してくれます。


赤ケヤキ 扇折

こちらも赤い折箱ですが、深みのあるえんじ色で木目柄の折箱です。

中は同じく赤い底板、赤い仕切りですが蓋の裏と縁の内側が黒で落ち着きがあります。

一人前のお弁当だとちょっと小ぶり!?

外寸でいうと220×115mm。

これ一つだと若干ボリューム的に物足りないと感じるサイズかもしれません。

年配の方や、観劇弁当で少量で良い場合、または量は少ないけれど中身を豪華に魅せたい時に最適な折箱です。

敬老会、家族でおじいちゃんおばあちゃんのお祝いをしたい。

お出かけで少量のお弁当が欲しい。

そんなご依頼にぴったりかもしれません。

おかずとご飯を別々に入れる

ひとつのお弁当として完結させるのではなく、発想を変えてこの折にはおかずだけ。

ご飯を別添えにして、ちらしや季節の炊き込みご飯を一緒に召し上がって頂くのはいかがでしょうか?

商品スペック

赤花菱 扇折

赤ケヤキ 扇折

価格:¥144 税抜(販売単位10個:1,440円)

お弁当を詰めていただき、ご意見を聞いてみた。

今回二種類の折箱を発売するにあたり、埼玉県桶川市にあります「旬彩よこ川」の店主 横川直樹 様に、こちらの折箱を使用してお弁当を作っていただきました。

実際に盛っていただきましたが、敬老の日などのお祝い弁当としてどうですか?


前に母の日、父の日にお弁当やったんですよ。お弁当とお花を添えて、お花屋さんとコラボでその時反響が良かったのでこれもいけると思います。

ボリューム的にご年配の方ですと丁度良いかもしれません。


折箱の形はいかがですか?


隙間があるのが嫌いで、びしっと詰まっていてお客様に満足していただきたいのですが今回、仕切りも動かないじゃないですか。


そうですね。固定なんです...。


最初依頼が来て現物見たときに、

「これ、何も盛れないよ」って思ったんですよ。

ずーっと考えていて、でも盛り始めたらすいすいいきましたね。


でもそういうのって面白くないですか?


自分じゃぜったいこの折を選ばないですよ(笑)

最初に設計図描くけど、何も浮かばない(笑)

だけど食材用意して、ハメこんでみたら苦もなくいきました。

ご飯は少な目ですけど、普段のお弁当のおかずは入りました。

2,000円のお弁当のおかずくらいは入っています。


これを仮に販売するとしたらお幾らくらいですか?


そうですねぇ。

2,000円は欲しいけど、1,800円くらいかな。

こちらの柄の方が華やかでいいですよね。

お祝いとかにぴったり。

けっこうおかずも入っているんですよ。

これで20種くらいかなぁ。

ご飯を別で、全部おかずにすると普段の3,000円のお弁当くらいのボリュームなので25種から30種は入るから。

やはりそれくらい頂くか...

2,500円かなぁ、大きさ的に。

どう思います?


この華やかさを考慮すると、3,000円は頂きたいですよね。


よこ川さんのお弁当遍歴は?

最初はホテル等で修行していたのですが、自分が小僧の時、銀座の「あさみ」さんの大徳寺弁当に衝撃受けて。

それで、今使ってる「杉皮8寸」の俵弁当はあさみさんの影響ですね。

こういう細かいの元々作るの好きで、最初はあさみさんの真似っこしながら試行錯誤で今の形になりました。

既製品は使わないんですよ。すべて手作り。お豆腐も自分で・・・

だから、撮影用とかじゃなくて、これがウチの普通のお弁当。


お弁当も挑戦

最初はお弁当作りについて分からなくて京都行くと何十個も買って研究。

東京の有名店のお弁当もネットで探して購入し、ノートに何が入ってるか全部メモして

そこから独学でアレンジです。

お弁当は誰に教わった、というのが無いから。今でも毎月あさみさんに行って、いろいろ訊いてます。

他に食べ歩きも欠かさないですね。


地域性とこだわり

うちに来るお客様は古典的な料理を求めていらっしゃるので流行りのキャビアだとか、そういうのじゃなくて長く続けていく商売だから、しっかりした古典的な料理で、出汁も蔵囲昆布といって奥井海正堂さんの有名な品で食材一つ一つ拘りはあります。

あと、ひざ掛けも京都で作って、カウンターのお客様には最後に持って帰っていただいてます。


あの土鍋は信楽焼ですよね?


そうです。

中川一辺陶さんです。

雪椿というお米を使っているんだけど、神楽坂の有名店と雪椿さんが共同開発された土鍋です。

中が黒いので、ご飯の白さが引き立つんですよ。


たまには変わった形のお弁当箱も如何でしょうか?

今回、お忙しい中、旬彩よこ川様にお弁当の盛り付けをお願いいたしました。

お弁当を作る上で効率よく流れ作業として数をこなす場合、中に小鉢を入れたり仕切りが外せる方が具合は良いかもしれません。

でも、少量のお弁当のご依頼を受けた時、たまには変わったお弁当を出して差し上げたい時シーンによっては一風変わった扇形のお弁当箱もいかがですか?


これから秋の行楽、敬老会など家族単位のお弁当需要も見込まれます。

ぜひともご活用ください。

今回ご協力いただきましたお店

旬彩よこ川 様:HP

埼玉県桶川市泉2-19-53