【前編】パッケージ提案。和の食 いがらし様の青柚子水ようかん
「和の食 いがらし」様の青柚子水ようかんのおもたせパッケージのリニューアル依頼を受け、ついでに取材させていただきました。
恵比寿駅から徒歩5分ビルの2階。
店主 五十嵐様
滲み出る人の良さと誠実さ!
お店もいつも清潔で気持ちの良い空間です。
さっそく水ようかんを作っていただきました。
この時期の青柚子をチーズカッターで削って小豆が混ざった寒天が固まらないうちに混ぜます。「いろいろ試したけどこれが一番香りがいいんだよね」
いい香りがします。
手際よく小鉢に移します。
入れたそばから固まり始めています。
かなり柔らかめの水ようかん。
汁漏れが若干きになるのでラップで小鉢を巻きます。
箱は杉の折箱。入れると高級感が漂います。
蓋のひとつひとつに店主自ら焼印を押していきます。
出来上がり。
今回は在庫品でできる外装のご提案をさせていただきました。
もともと天紙を使って掛け紙としてお使いいただいていましたが、和紙とゴムを使い、掛け方に工夫をしました。
朱の印鑑が効いてますね。
焼印、ゴム印をお持ちだったのでできた包装ではありました。
青柚子水ようかんを購入させていただき、お土産としてさらに良いものとするために考察としてまとめました。
【懸念点】
・小鉢と杉箱に少し隙間がある
・かなり柔らかめに作っておられるのもあり、傾けてしまうと汁漏れがきになる。
・2、3人前を1パックにするより一人分ずつの個包装パックにした方が食べる方には良いのではないか。
【解決策】
・嵌合性の良い蓋付のパックを2つにしてみてはどうか。
・パックにきっちり合わせた外箱にしたい。
・食べ方指南的なお店からのメッセージを印刷して入れたらもっとよくなるのではないか。
・上記の実現のため、また外装をさらに充実させるため、コスト面から杉箱ではない箱の提案も視野に入れたい。
以上が恵比寿の名店「和の食 いがらし」様の パッケージ提案 前編 です。
次回後編は懸念点を踏まえ、弊社の提案を記事にしたいと思います。乞うご期待!