事例紹介 - 2019.07.05 FRI

お土産パッケージ 日本料理 海音様

前回の訪問で個性的かつ脳裏に焼きつく麺つゆのパッケージを拝見し、当サイトでも紹介いたしました日本料理海音」様。

今回は恵比寿の和の食いがらし様に続き、通年のお土産のパッケージを完成させ名物として定着させることで、既存顧客の満足度アップ、単価アップ、リピート増を狙ったご提案のため、再度、日本料理海音様にお伺いしました。

[今回の狙い]

●お店オリジナルの美味いお土産を用意し、常連のお客様への満足度アップを狙った。

●お店の状況に合わせたPOPの置き方で、お客様のお土産の認知度を高めて売り上げ増を狙った。

●常連のお客様に気軽に普段使いとしてもリピート購入していただくため飾りすぎないことを注意した。

●色々な西京漬けをした場合、個包装に対してのパッケージが必要になるが、商品を絞ることでパッケージの単一化ができる。


【パッケージ】

[初回のご提案]

コースの最後のデザートで出されている新ばし金田中譲りの「嶺岡豆腐」を名物のお土産にしてはどうか、というものから始まった。

しかし、嶺岡豆腐はやわらかすぎるのと、時間が経つと溶けてしまうのでお土産としては不可能ということになった。


●西京漬け

以前出していた時はお客様の反応もよく、作ればよく売れていた。

銀だら、マナガツオ、鰆など。


●からすみ

年末のみだが多くのお客様に喜ばれている


この中で通年のお土産になると西京漬けだろうという結論になる。

さらに常連のお客様に気軽に買っていただきたいという、海音様からの意向で出来るだけ大げさでなく飾りすぎない、かつ見栄えのするパッケージの提案が求められた。


[2回目の提案]

色々な西京漬けをするのではなく、「銀だら」のみにすることで、名物感を出す、包材の単一化を図ることで作業効率を高め、資材コストを抑える。

また、販促ツールとして卓上に置けるPOPを制作し、購買意欲を喚起させたい。


●A案

1.第一次包装(西京漬を入れる)

   →透明真空袋

2.二次包装(西京漬が入った真空袋を入れる)

   →既製品の和紙ラミネート袋

3.三次包装 外箱(西京漬の袋を入れる箱)

   →あかね折


●B案

さらに簡素化をしたものを考え

1.第一次包装(西京漬を入れる)

  →透明真空袋

2.二次包装(外袋は使わずに、西京漬の透明袋を保冷袋に入れる)

  →保冷袋(白)+掛紙(オリジナルデザイン作成)+ゴム

一般的によく見かける「銀」の保冷袋ではなく、「白のキルティング風」保冷袋を用意し、

そこに「オリジナルデザイン」の掛紙をしてゴムで止めました。


[テスト]

実際に西京漬けを入れてみると、見栄えの観点と「透明真空袋、和紙ラミネート」の重複の観点から透明真空袋のみだけの使用にし、B案で進めることになった。保冷袋の色もブラウンと白を試して白にすることになった。


掛紙のデザイン

海音様の豪快さと潔さをイメージし、銀だらのシルエットをそのまま使用したデザインに。冷凍商品のため、紙質はある程度濡れても大丈夫ということを念頭に探していたが、価格面のこともありマットコートの普通の紙を選定したがマットコートにベタ印刷を施すとコーティング効果もあり、ニスやPP 貼りをしなくても良いという判断に至った。

商品の説明などは掛紙を二つ折りにし内側になる面に印刷することで、ここでも余計な印刷物を増やさない工夫をしコストを抑えました。


【POP】販促ツール

実際の西京漬けと麺つゆの撮影

左が初稿

どんなパッケージがわからない。

訴求力がなく卓上でお客様にスルーされそう。

などから修正を重ねる

右がほぼ完成形。

アクリルのフレーム(今回は無印良品で購入)に入れ完成。


[まとめ]

●お店オリジナルの美味しいお土産を用意し、常連のお客様への満足度アップを狙った。

●お店の状況に合わせたPOPの置き方で、お客様のお土産の認知度を高めて売り上げ増を狙った。

●常連のお客様に気軽に普段使いとしてもリピート購入していただくため飾りすぎないことを注意した。

●色々な西京漬けをした場合、個々に対しての別々のパッケージが必要になるが、商品を絞ることでパッケージの単一化ができる。

海音様にはこちらの提案を受け入れていただき、誠にありがとうございました。